アメブロで「~こんな事を言っちゃあなんですが!~」を運営しているかづと申します。
結婚35年目。現在は夫婦二人と4ニャンとで暮らしています。
前回に引き続き、夫「Iさん」との結婚の経緯を振り返ります。
前回の記事:婚約者の実家に初訪問。ひどすぎる仕打ちに親子絶縁か/かづ
Iさんの両親に会いに行ったことで、『これで完全に親子の縁を切って来たから』と、うちの両親に宣言したIさん。
Iさんは父に
『僕は養子に入ってもイイと思っています』
とまで言い出した。
父は
『いやいや、○○君。
ウチには下に長男・次男と男の子が居てる。
こいつは嫁に出すつもりやから、養子は要らん。
それにな、大昔から「男は3合の米が有ったら養子に行くな」と言うたもんや。
まぁ、こいつを大事にしたってや。』
と言った。
とはいえ父としては、結婚はもう少し先の話だと思っていたようだ。
色々あったとは言え結婚を承諾したばかりだし、娘にはまだまだ看護学校がある。
当然、結婚は卒業後になると思っていたのだ。
ところがだ
Iさんが、私の卒業を待たずに、取りあえず先に籍だけ入れたいと言い出した。
当然、父は激怒だ。
Iさんが急ぐ理由はいくつかあった。
まず、失礼なことに、直ぐにでも籍を入れないと、私が若いのでいつ気が変わるかも知れないと言うこと。いわゆる「男が出来るかもしれない」と言う訳だ。
そして、自分が31歳になる前に、結婚したいと言う。
私としてもすぐにでも結婚してよかったのだが、
いくら看護学生とは言うものの、籍を入れて結婚してしまえば、いつ妊娠するか解らない。
そうなれば、学校も退学することになる。
両親はそれを理由にして反対した。
Iさんは
『看護婦になって貰う気は有りません!!』
と、宣言する。
両親は、看護学生として勤めていた病院に相談した。
すると、病院から看護学校に連絡が行ったようで、病院では院長や婦長や主任から説得攻勢、学校では担任や学年主任に校長までが説得攻勢を掛けて来た。
当時、結構成績は良く、卒業後の希望として、救急外来か海外青年協力隊希望が私だけだったので、病院としても学校としても、説得したかったのだろう。
その上、父が
『寮生活はやめさせて、自宅から通勤通学をさせる!
送迎はワシがやる!!
家からは一歩も出さん!!』
とまで言い出した。
父は私に
『二人で一生懸命頑張って稼いで、少なくとも100万円を貯めろ。
その間は、一切逢ったらアカン。
どうしても結婚したいとの気持ちが有れば出来るはずや!!』
とも言った。
父としたら、私がIさんと一切逢えない様にさえなれば、すぐにIさんなんかのことは忘れてしまうと思ったようだ。
ある意味正解だとは思う。
けれども、それ以上に私のことを良く解っているのはIさんだった。
二人で相談した結果。
妊娠しちゃえ♪
と言うことになった。
さすがに堕ろしてまで別れろとは言わないだろうからと、即決。
なんと、次の生理が止まった。
妊娠したのだ。
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