「お前は家を出た立場だから」。突き放すような父の言葉に思わず涙

2.jpg

ペンネーム:つよぽん
性別:女
年齢:38
プロフィール:2児のママです。育ち盛りの子どもがご飯をたくさん食べるようになり、両親に払うお米代が増えて出費が大変です。

※ 毎日が発見ネットの体験記は、すべて個人の体験に基づいているものです。

◇◇◇

私の父は65歳、母64歳です。この道40年以上も農家を営み、お米をつくり続けています。「お米だけはたくさんあるから、遠慮なくお食べ!」と言っていた両親の姿が印象的です。実家で過ごしているあいだは、ご飯をたくさん食べられるのが当たり前でした。
そのありがたみが分かったのは私が28歳のときです。結婚して家をでるとき、お米は無料ではあげられないと両親に言われました。それからは両親からお米を買うことになりました。精米後のお米30kgが9千円です。
お米代がこんなにかかることを初めて知り、驚いたものです。お米代を気にすることなくガツガツ食べていた実家生活が贅沢だったことに気づきます。
両親にお米代を払うことに、なんの迷いもありませんでした。田植えや稲刈りなど手伝いをせず、無料でお米をもらうのは申し訳ないと思っていたからです。

ところがお米代を払い続けて10年が経過したころ、新たな事実が判明してモヤモヤしています。私には弟が2人いるのですが、弟たちは両親にお米代を払っていないと言うのです。どうして払ってないの?ギモンが生じました。

長男に聞くと仕事を手伝っているため、無料でお米をもらっているとのこと。次男に関しては家庭の事情で仕事を手伝っていませんが、お米代を支払っていません。次男はお米代を親に支払う概念さえないようで、ありがたみを感じているのか?とギモンに思いました。


仕事を手伝っている長男は納得できます。しかし私と同様に手伝っていない次男がお米代を支払っていなことに納得できません。これだと私だけ不平等では?と感じてしまうのです。
お米代のことであれこれ言うのも嫌でした。しかし気になったので「どうして次男からはお米代をもらっていないのか」思い切って父に聞いてみることにしました。
すると「お前は家を出た立場だから、息子とは扱いがちがう」と言われたのです。この言葉が私にとってとても衝撃的でした。

嫁に行ったから扱いがちがうの??

私も両親の子どもに違いはないのだから、同じ扱いをしてほしいと感じました。

見放されているような感覚に陥り、涙がでるほど悲しかったです。

父に突き放されたような言葉を浴びせられ、お米代のことを聞かなければよかった......と後悔しました。ほかの家庭は、どうしているのだろう。私は居ても立っても居られなくなり、農家を営む父の知り合いに相談してみました。

知り合いは「わが家では息子と娘のあつかいは平等にしているよ」と言っていました。息子や娘は手伝わないけれど、無料でお米をあげているとか。家庭によってさまざまだと感じました。

私だけあつかいが違うと言われたことに関して知り合いは「人によって考え方はそれぞれだから思うようにいかないものだよ。ただ、いままで育ててくれた親に対して歯向かったらだめだよ」とアドバイスしてくれました。

知り合いに相談したことで心のモヤモヤがとれた気がします。たとえ不平等さを感じたとても、結局は親が決めることだからです。親の考えを受け止められる器も必要だと感じています。

関連記事:「なぜ自分ばっかり...」魔物を生んだ原因は不公平感だった!/法律のプロと相続を考える

健康法や医療制度、介護制度、金融制度等を参考にされる場合は、必ず事前に公的機関による最新の情報をご確認ください。
記事に使用している画像はイメージです。

週3日、LINEでオススメ記事が届く!

この記事に関連する「みなさんの体験記」のキーワード

PAGE TOP