かわいい孫が生まれると誰だってうれしいものですが、何人も孫がいるとつい対応に差がついてしまうこともありますよね。しかし、あからさまに扱いを変えるのはもってのほか。"孫差別"と感じられないよう、気をつけた方がいいかもしれません。
孫差別って意外と多い?
以前、ある掲示板で"姑の孫差別"に関する投稿が話題になりました。投稿者は7歳の娘と5歳の息子を持つ女性。明らかに娘ばかり可愛がる姑に腹を立てており、できれば今後関わりたくないそうです。
この投稿を見たママたちからは同情の声が続出。「息子さんもかわいそうだし娘さんも被害者。関わらなくていいと思うよ」「子どもが差別されるのはキツイね」「子どものためにももう会わないほうがいい」との声が上がっています。
孫差別を感じたことがある人は意外と多いようで、ネット上では「うちも初孫のお兄ちゃんばかりかわいがってて、弟には関心が薄かった」「姑は女の子が欲しかったみたいで、お兄ちゃんより妹にばかりプレゼントを買い与えてたなぁ」といった体験談も見られました。
一方で「人間だから多少の好き嫌いがあるのはわかる。だからってプレゼントとかで差をつけるのは良くないけど...」「なついてくれる子の方がかわいいのは仕方ないと思う」との指摘も。"孫差別"をしてしまう側の気持ちが分かる人も少なくないようです。
息子の子どもと娘の子どもにも違いがある?
孫差別に関する悩みで多く見られたのが、"息子方の孫"と"娘方の孫"の差について。「姑が義姉の子はすごいかわいがるのに、うちの子にはよそよそしい...」「私の母はうちの子とは仲がいいけど、お兄ちゃんの子と接するのは緊張するみたい」との声が上がっていました。
姑さんたちの意見を聞いてみると、「娘の子は構いやすいけど、お嫁さんの子はやっぱり遠慮しちゃう」「お嫁さんが姑に遠慮するのと同じように、姑だってお嫁さんに遠慮するもの」「娘の子の方が接しやすいのは事実。だからってお祝いやプレゼントに差はつけないし、孫はみんなかわいいよ」といった本音が。かわいい・かわいくないではなく、あくまでも遠慮の気持ちが大きいようです。
これからの季節、夏休みやお盆で孫と会う機会も増えるもの。どの子も同じようにかわいがって、楽しい時間を過ごせるといいですね。
文/藤江由美