性別:女
年齢:51歳
プロィール:家族との時間をこよなく愛する51歳フリーライターです。日常生活の中のちょっとしたことを中心にご紹介しています。
※ 毎日が発見ネットの体験記は、すべて個人の体験に基づいているものです。
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私の子供は女の子が2人。なので、女の子育ての経験しかない私です。そんな私のもとにやってきたのが「孫」として生まれてきてくれた男の子。娘の離婚を機に同居することになり、私の初めての男の子育てが始まりました。
可愛くて、不思議で、ちょっとおバカで大切な存在。この子が私に教えてくれたのは、愉快この上ない「男の子の生態」でした。
私の大切な下の孫。現在4歳の男の子。小柄、イケメン、そして、「ツワモノ」。そんな孫のエピソードをいくつか紹介します。
下のお孫ちゃんは虫が大好き。じいじと一緒にお山で採ってきたカブトムシがペットです。
そんなある日、何を思ったのかカブトムシに入れている「木」をケースから取り出して「パクリ」。なんとかじりついていました。しかも満面の笑顔で。
それを見つけた私はびっくりです。一瞬何が起こっているのかわからないほど。しかし、すぐに状況を理解して、「カブトムシの木は食べられません!」と厳重注意。
それを聞いた孫は、「そうか、わかった!」と真面目な表情で答えます。思わず「わからんかったんか~い」と突っ込んでしまいました。
そして今度は、カブトムシと一緒におままごと。カブトムシはお父さん役?ですが、そこはやっぱり「カブトムシ」。お父さんにはなれません。
納得できない孫は、「だめだな~、赤ちゃんのお世話しないと」なんて、カブトムシに向かってお説教していました。扉の隙間からその様子を眺めて、爆笑を必死でこらえる私でした。
またある日、ダイニングテーブルの引き出しを開けると、そこにはなぜかたくさんの「カッピカピの枝豆」が。これは昨夜の夕飯の1品。きっと食べるのが嫌になって、ここに隠したのでしょう。
しかし、みんなの見ている前で、よくもばれずに隠したものだと感心しつつ、もう隠さないでねとお願いしておきました。
そんなわけで、どうしてもこの下の子を叱る機会が増えてしまいます。私だけでなく、それが家族全員の悩みの種です。しかし、この子はそんな周囲の心を見透かしているのか、叱られた後、後ろから抱きつき、「大好き」と耳元で囁きます。家族全員これにはノックアウト。先が思いやられます。
そんなこんなで、「男の子は面白いな~」と思っていた矢先、「公園で鳩を追いかけるのは決まって男の子」という噂を聞きました。
早速「鳩と男の子」の関連性を検証することに。
ある日、孫二人を公園に連れて行った際、そのチャンスは巡ってきました。さっそく検証開始。すると、女の子たちは、おままごとや遊具で楽しそうに遊んでいました。もちろん男の子たちも。
しかし、逃げ回る鳩を必死に追いかけているは男の子たちだけ。噂は本当だったと思わず納得した瞬間でした。
孫の保育園のママたちの会話でよく出てくるのが、「男の子っておバカよね~」というコトバ。きっと皆さん、似たような経験があるのでしょう。
しかし、そんなママたちの顔は皆一応にあふれんばかりの笑顔。「ちょっとおバカで愛しいわが息子」という感じなのかもしれません。
男の子育ては「想定外の出来事」の連続。これからもそれらを楽しみつつ「男の子育て」の醍醐味をしっかりと味わいたいと思いました。
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