50歳義弟がふんぞり返る家で同居。遺産はいらないから自由が欲しい!

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ペンネーム:SAKURA
性別:女
年齢:40代
プロフィール:40代と50代の夫婦2人暮らしです。仲良しなのですが喧嘩をする時はいつも義両親の事。頭が痛いこの頃です。

※ 毎日が発見ネットの体験記は、すべて個人の体験に基づいているものです。

◇◇◇

主人は2人兄弟の長男です。
義両親はもう80才を超え、私達も年をとってきたので、今後の生き方を考えるようになってきました。

主人の弟は50前で独身。休日など実家にいるときは、自室があるのにリビングで両親に挟まれた状態でソファにふんぞり返っています。

毎日自宅で食事をとるにも関わらず食費は入れず、洗濯も両親にさせ、飲み会などの時は80を過ぎた両親に送り迎えをさせます。タクシーなどを使うように主人が話してもお金がもったいないというケチぶりです。

主人は長男だからと言われながら育ってきたので、若い時に家族で住む家を建てました。

そういうものだと思っていたようなのですが、その後私と結婚して新たな責任を負った時、同居する実家のあまりに変わらない状況に息苦しさを感じていたようです。

2世帯用の家ではなかったので、結婚後実家を2世帯に建てなおしたい、もちろんこちらで費用は全部負担すると話しましたが、義弟から「ここが自分にとっても実家。部屋がなくなるのは困る」と拒否されました。

義弟に家賃程度のお金をもらって部屋を1つ準備することも提案しましたが、「なぜ弟からお金を取るんだ」と激怒。では、私達は実家を出たいと話したらまだ残っている住宅ローンは誰が払うんだと......。

結局50間近の次男は何も動きを見せず他人事。自分が独立しないことが一番の原因になっていることをわかっていないようでした。独身生活を謳歌、車を乗り換え、趣味に没頭、高級食材を買い込み一人で食べる......。

そんな50間近の次男に対して、「次男がこの家を出るのは結婚する時だ! と驚きの発言をした両親。結婚しなかったらずっとこの家にいるのだと思うと憂鬱になりました。

こんなやり取りにあきれ果てた私達夫婦は、義両親がいなくなった時のことを考えるとさらに憂鬱になりました。その前に義両親の体調が悪くなり介護などが必要となった場合、この状況で義弟は協力してくれるのでしょうか? 

嫁である私に押し付けられてしまう予感がします。

また、もし、義両親が亡くなったら、この家は次男にも権利が発生、それか金銭を要求されるのではと不安になりました。

そこで我々は義両親に「元気なうちに相続のことを話しませんか?」と相談してみました。その返事は「葬儀やお墓のことは長男に負担してもらいたい」、「家土地は兄弟で分けてほしい」、「次男が不利にならないように遺言を書こうと思っている」というもの。

義父様 義母様、長男のことはどのように思っていらっしゃるのでしょうか?  現在の生活は長男がいなければ経済的に無理ですよね? もう少し長男の気持ちを考えてくださってもいいのではないですか?


無責任かもしれませんが、できれば家、土地の権利をすべて放棄し、義両親を弟に託し、私たちは別なところで一からやり直したいと思っています。そうなった時に今まで大切に守って、かばってきた次男がどんな行動にでるのか......。楽しみのような、怖いような......。

義両親に借金はないものの、現金の財産はありません。でも、見栄で手続きした共同名義の家と先祖から受け継いだ土地があります。私達はもう何もいりません。主人が建てた実家も放棄して、自由に生活がしたいのです。義両親が健在なうちに「何もいらない、自由にしてくれ」と言えれば幸せだろうなと思う毎日です。

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