うさぎにも血統書がある! 知っておきたいペットショップの「品種の実態」/ふうたの飼い主

みなさんこんにちは。

日々うさぎの魅力を発信している「うさぎのふうた」の飼い主です。

【前回の記事】「うさぎと猫は一緒に飼える」って本当? うさぎと保護猫3匹が暮らす我が家の場合/ふうたの飼い主

この子は何と言う品種のうさぎですか?

ふうたと散歩している時に聞かれるこちらの質問。

ネザーランドドワーフという種類です。

私はそう答えるようにしています。

これは、ふうたを販売していたペットショップが、ネザーランドドワーフ・オス・毛色(ブルー)という説明を掲げていた為。

ですが、実際のところは「純血のネザーランドドワーフではない」と私は考えています。

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オランダで品種改良を重ねて誕生したネザーランドドワーフは、短毛で短い立ち耳・大人になった時の体長は約25cm・体重は1kg未満(平均値)と小柄で可愛い姿が特徴。

一方、ふうたの体長は約30cm・体重は1.3kg。

あきらかに平均値より大きいですし、純血の子より耳が長いというのがその理由です。

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ちなみに私は気にしていません。

純血・血統にこだわりはないですし、「ふうた」に一目惚れしたわけなので。

ですが、純血・血統にこだわる方はいます。

そういった方は、血統書を発行しているうさぎ専門店やブリーダーで購入するのが確実です。

あまり知られていない話ですが、犬や猫のようにうさぎにも血統書があります。

ARBA(アメリカン・ラビット・ブリーダーズ・アソシエーション)というアメリカに母体がある世界的な規模のうさぎの非営利団体。

血統書はその団体が定めた「純血の基準」を満たしている証です。

3世代以上の家系の血統、繁殖の記録、個体識別番号が記載されている証明書を発行してもらうことで紛れもなく純血種に近いということを証明できます。

現在、約50品種のうさぎが公認されており、日本にも多くの会員がいるとのことですので、ARBAの定めるスタンダート(基準)を満たせるブリーダーから購入すれば間違いはありません。

逆に、ARBAに公認されていない品種は、純血種の可能性が限りなく低いということになります。

「ネザーランドドワーフに見える個体」を人気の品種として掲げ、販売しているペットショップやホームセンターが多数あるということが現実です。

子うさぎの時は、純血かミックスかを素人の目では判断できません。

ネザーランドドワーフと言われて購入したのに、大人になったら体長40cm・体重が2kgになった...なんていう話はよく聞きます。

詐欺ではないの?と思われるかもしれませんが、「どこからどこまでをネザーランドドワーフと記載していい」といった明確な基準が無いので、販売する側に罰則を求めることは難しいと私は考えます。

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純血・血統を重視すべきか。

私のようにインスピレーションで決めるのか。

ペットをお迎えする理由は人それぞれですが、後で後悔しないよう、こういった知識を入れておくのはいいことではないでしょうか。

ふうたの飼い主

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