飼い猫に言い渡された余命宣告。治療を決意し、止まらない涙...(前編)/ふうたの飼い主

みなさんこんにちは。

日々うさぎの魅力を発信している「うさぎのふうた」の飼い主です。

【前回の記事】うさぎにも血統書がある! 知っておきたいペットショップの「品種の実態」/ふうたの飼い主

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我が家には、つむぎ・よもぎ・たびという3匹の猫がいます。

ちなみに皆、元野良猫。

家の中に保護して約1年5ヶ月、仲良く穏やかな日々を過ごしてきたのですが、2021年1月21日、末っ子、たびの胸に大きな腫瘍が見つかりました。

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緊急入院して精密検査をした結果、遺伝性の悪性リンパ腫であることが判明。

獣医さんから言われたのは、「治療しなければ1ヶ月持たないでしょう」という事実上の余命宣告でした。

私の思考はしばらく停止し、頭の中は真っ白に・・。

「かなり大きな出費になるので、中には治療しない飼い主さんもいらっしゃいます」

獣医さんのこの言葉にショックを受け、再び思考は動き始めましたが、私の中で「治療しない」という選択肢はありませんでした。

「すぐに治療を開始してください。よろしくお願いします。」

意思を告げ、たびを連れてきた空っぽのキャリーを持って車の中へ。

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この世に生を受けて1年半。

遺伝性の病気、抗えない運命。

なぜ神様は、こんな過酷な運命を与えたのか。

真っ暗な運転席で、しばらくエンジンをかけることが出来ず、頭の中でフラッシュバックするたびの姿と鳴き声。

溢れ出る涙を止められず、私は声を上げて泣きました。

後編に続く。

ふうたの飼い主

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