「結婚したら性行為は義務。できないなら離婚!」夫に振り回されたあげく暴力も。私の10年間は何だったの?

<この体験記を書いた人>

ペンネーム:たこし
性別:女
年齢:42
プロフィール:元夫から受けた精神的DVで男性不信まっただ中のアラフォーです。

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10年連れ沿った配偶者と、つい最近離婚したばかりのアラフォーです。元夫とは、私が32歳のときに知り合いました。当時、私の友人たちは次々と結婚、みなかわいい赤ちゃんを授かっていたので、私もその波に乗らなくちゃと張り切っての結婚でした。

元夫は私より5つ下で当時27歳。共働きでしたが、元夫は夜中まで仕事があり、私は朝早くから仕事に出かけなくてはいけなかったので、夫婦生活の時間を調整するのが大変でした。明け方、元夫が寝る直前に行為をし、そのまま私は寝ないで出勤するので、睡眠不足と疲労を抱えたままの仕事はつらいものでした。ただ子どもが早く欲しいと思っていた私は、眠くてもつらくても元夫の都合が良い時間に合わせていました。

ただ元夫はお風呂嫌いで、多くても週に3回しか入浴しない人でした。入浴と言っても、身体や頭はほとんど洗わず、ちょっとお湯をかけて石鹸つけて、すぐに湯船にざぶん。そんな状態でしたから、いつも汚く臭いもしていました。そんな状態の元夫と行為をするのは苦痛でした。また元夫は完全に独りよがりで、私が満足するとかしないとか、まったく気にかけてもくれませんでした。今思うと性欲処理班だったのかな......と思います。

ただ残念なことに、多い時は週に数回行為をしていたにも関わらず、結婚して4年たっても妊娠の兆候がまったく見られませんでした。そこで不妊治療をしてはどうかと相談したところ、元夫は「費用は誰が出すの? 高いんでしょ?」とまったく乗り気ではありません。元夫は子どもができる・できないはどうでも良かったのです。そして、「言い出したのはお前だから、お前が払ってな」ということになり、私はこれまでの貯金を崩して産婦人科へ通いました。血液検査などすべて自費なので、かなりの金額が飛びましたが、赤ちゃんには代えられないと、お願いすることにしました。もちろん、1人で通いました。周りはほぼ夫婦で通ってきていて、寂しく思ったことが何度かありました。

病院に行くとまずはタイミング法、つまり排卵日に合わせて性行為を行うというやり方をすることになりました。私がカレンダーに〇をつけ、この日にお願いと頼むと、元夫は「何で、お前のタイミングでしなあかんの? 僕は命令されてするの、嫌い」と言い出しました。当時私は36歳、もういい加減1人目の子どもが欲しいと心から思っていたので、元夫の寝床へ行き、もう一度お願いしました。帰ってきた答えは「僕は仕事で疲れていて、今は眠い。それはわがまま。あなたのタイミングではしたくない」。そしてその言葉と同時に、膝蹴りが飛んできました。私の心は、そこで完全に折れてしまいました。

それ以降、不妊治療はやめ、私から性行為を望むことはなくなりました。元夫は相変わらず自分のタイミングで求めてきましたが、そのうち、私の身体がまったく反応しないようになりました。元夫に触られるのすら嫌になり、なるべく一緒に顔を合わせなくて済むよう、元夫を避けて暮らすようにまでなってしまいました。性行為を避け始めてしばらくすると、元夫は「結婚したら、性行為は義務。できないのなら離婚!」と言い出しました。元夫の自己中心的な考え方に振り回され、精神的に疲れ果てていた私は、離婚届に判を押し、実家へ戻りました。

離婚後ひと月足らずで、元夫はひと周り年下の女性と再婚、すぐに子どもができ、幸せそうな姿を周りに見せているという話が伝わってきました。私の10年間はいったい何だったのか......いまだに、男性不信で次の相手を見つける気にもなっていません。

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