認知症で要介護4のお義母さん(姑)とリウマチと骨粗鬆症で要介護5のおばさん(姑の妹)の 在宅介護をしたバニラファッジさん。
今回は訪問リハビリについてのエピソードです。
前回のエピソード:「トイレいいかしら...」運動機能が低下したおばさんの葛藤
要介護5のおばさんは、身体の可動域がどんどん狭くなっていくため、 寝たきり予防のために介護保険で週2回の訪問リハビリを利用していました。
退院後、立位がとれなくなったのは家族もおばさん本人も仕方のないこだと内心あきらめていました。 しかしそれをいち早く察知し対応してくれたのが、訪問リハビリの理学療法士さんでした。
測ってもらうと、左右で3センチも長さが違っていました。 理学療法士さんは、おばさんの靴を持ち帰り1週間後に...
その日から、この靴をはいて立位をとるリハビリが始まりました。 そしてついに...
おばさんは再び立つことができました。 捕まるものがあれば、1人で30秒ほど立てるようになりました。
当時、理学療法士さんの赤ちゃんが生まれたばかりだったので いかにもおばさんらしいジョークも出て、笑顔が戻りました。 わずか30秒でもベッドへの移乗、車椅子への移乗、トイレへの移乗など 介護者・被介護者それぞれの負担は大きく減ります。 こうして、いろんな人に支えられながら我が家の在宅介護は続きました。
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