こんにちは、あぽりです!
夫と、大学生の息子と、高校生の娘の
4人家族のアラフィフ主婦です。
私には、要介護1の一人暮らしをしている母がおります。
その母が、去年、寝たきりになって入院していた時の事を書いています。
前回、母の認知症の症状を書きました。
前回の記事:お見舞いに来た人を忘れてしまう母。入院中に認知症が進行した!?/あぽり
入院中にどんどん進行しているように感じられ、
言いようのない不安を感じた私は、
主治医の先生のおっしゃるように
リハビリを始める事にしました。
リハビリと言っても、最初は寝たきりの人ですから、
先生が腕を動かしたり、足を動かしたりするだけのものでした。
その頃、倒れた時に異常だった心臓も安定し、
身体が動かない以外はどこも悪くない母でしたので、
私が病院に行く回数を減らそうと思いました。
往復3時間かかる病院でしたので
毎日のお見舞いはとても辛かったのです。
娘が受験生で学校や塾に行く事も多く、
私自身仕事も持っていましたし
自分の生活も守りたかったのです。
このままでは疲弊してしまって
とても両立が出来そうになく、
仕事を辞めなければいけないのではないかと
考えていたところでした。
主治医の先生と看護師さんに相談すると
「先生に呼び出された日だけ来ていただければ大丈夫ですよ」
と言ってくださいました。
でもそれでは、母が寂しいだろうと、
週に1~2回だけ通うようにしました。
遠い所に入院してしまった場合は、
通院に取られる時間がとても負担になっていきます。
なので本当に助かりました!
それから数日後に病院へ行くと、
なんと、母が寝返りの練習をしているでは
ありませんか!
もちろん、まだ全然できないけれど、
人形のようだった母が
自分の力で動こうとしている!
しかも、身体が斜めになって、
今にも寝返り出来そう!
これは、多少なりとも手や腕の力が
あるということ。
そして、次の週に行くと、
一人で寝返りできるようになっている母の姿が!
そして次に行くと、
起き上がれるようになっていました。
さらに次は、
ベッドに座っている母がいました。
すごい!この回復力!
リハビリの効果に、心底驚きました。
入院してから、およそ2か月くらいで
ここまで回復しました。
ずっとオムツをしていたのですが、
このくらいまで回復すると、トイレへ行けるようになります。
まだ立てないので介助が必要になりますが
トイレに座らせてくれたら、自分で用を足せます。
心はしっかりしていたので、
やはりシモの世話を人にしてもらうのは
とても嫌だったそうです。
そのストレスから解放されて、母も嬉しそうでした。
もしかしたら、母の身体が少しずつ回復を始めていたのかもしれませんが、
リハビリをする前とでは雲泥の差で、
私はこの時初めてリハビリのすごさを実感したのでした。
母が言うには、
結構スパルタのリハビリだったようです(笑)
でもそのおかげで、
少しずつ動けるようになっている母を見ることが出来て、
本当に嬉しい時期でした。
もしかしたら元に戻れるかもしれない...。
そんな希望の光も見えてきました。
母が回復したのはリハビリのおかげもあるのですが、
もう一つの理由もありました。
次回は、その、もう一つの理由を書きたいと思います。
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