<この体験記を書いた人>
ペンネーム:masako
性別:女
年齢:54
プロフィール:54歳の主婦です。緊急事態宣言中なのに、会食したがる友人達に困っています。
54歳の主婦です。
子供はおらず、56歳の夫と2人暮らしです。
2021年に入っても新型コロナウィルスの猛威は衰えませんね。
私の居住地でも緊急事態宣言が出され、おかげでいったん落ちつきはしたものの、まだ気を抜けません。
私も私の夫も、感染するのはもちろんのこと、感染させるのも嫌なので、2020年に外出自粛要請が出て以来、緊急事態宣言が出ていなくても、基本的にはステイホームを心がけています。
私たち夫婦はもともと出不精でしたので、多少の不自由は感じるものの、特にステイホームは辛くはありません。
むしろ、コロナ前は誘いを断り切れず、気の進まない集まりに参加してストレスを感じていたので、そういう意味では今のほうが楽なくらいです。
ですが、世の中は私たち夫婦のように、出不精な人間ばかりではないようです。
特に、私が所属している歴史関係のサークルの仲間(50代の男女)は全員「出かけたい、みんなと集まりたい。ステイホームなんて気が狂う」と言っています。
あれだけ街から人が消えた前回、2020年4月の緊急事態宣言の時でさえ、さすがに表向きは自粛していましたが、こっそり史跡巡りや、会食をしていたくらいです。
もちろん「Go Toキャンペーン」を行っていた時期は、旅行に外食にと、大いに経済を回していました。
そんな人達ですから、大人しく家で過ごすことなどできないのでしょう。
二度目の緊急事態宣言が出ているというのに、一度目の時と違って大っぴらに「みんなでランチに行かない?」や、「●●さんの家で、ホームパーティーしない?」と、頻繁に誘ってきます。
一般に飲食の場が感染しやすいと報道されているので、私は誘われるたびに、「今の時期、会食は避けたほうがいいんじゃない?」と伝え、断っています。
ですが、50歳を過ぎたいい大人だというのに、子供のような屁理屈で説得してくるんです。
「夜のお店が危ないだけで、昼間は大丈夫」
「夜の会食は自粛要請が出ているけれど、ランチ会食は禁止されていない」
「居酒屋はダメだけど、ホームパーティーはOK」
そんな根拠のない思い込みや子供のような屁理屈を唱えて、ランチ会食やホームパーティーを実施しています。
こういった屁理屈を唱える人が他にも多いのか、最近は「昼間だから大丈夫というわけではない」と報道されるようになりました。
ですが、私のサークル仲間は、自分に都合の悪いニュースは耳に入らないようで、今日もランチ会食の誘いのLINEが回ってきました。
もちろん私は断ったのですが、他のメンバーは出席するようです。
この時期に会食する人たちですから、きっと感染対策もしていないでしょう。
絶対に参加したくはないのですが、このまま断り続けると、コロナ収束後に仲間はずれに遭いそうで、困っています。
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