<この体験記を書いた人>
ペンネーム:とらとら
性別:女
年齢:52
プロフィール:52歳の兼業主婦。最近旦那よりも筋肉がついてきたような気がします。
私は52歳の兼業主婦です。
旦那は一つ年上で今年53歳になります。
旦那は昔から細身でスレンダーというわけではありませんでしたが、特別太ってるという印象もありませんでした。
しかし、40代後半から徐々にお腹まわりが目立ち始め、先日職場の健康診断でとうとう肝機能の低下と中度肥満の診断結果が出てしまいました。
確かに旦那は今では見事な中肉中背。
シャツをめくれば、ボロンとベルトの上にお肉がのっかってしまいます。
旦那も気にはしていたようですが、元来の優しい性格が災いして仕事上でのお付き合いもうまく断れない人です。
そのため別段対策をとるいこともないままきてしまった結果が、とうとう数値として出てしまったという感じでした。
診断の結果のあと病院に行った旦那は、医者に「完全なる更年期障害」だと言われたそうです。
「このままではいけないので、生活習慣を改めるように」とも言われたそうですが、旦那自身は「女性じゃないのに更年期障害だなんて...」と帰宅してから愚痴をこぼして拗ねていました。
確かに、私も「え? 男性なのに更年期障害なの?」と思ってしまいました。
年齢的に私の周りでもその言葉はよく耳にするのですが、女性の方からしか聞いたことがありませんでした。
なので旦那の気持ちも分からないではなかったので、旦那の生活習慣の改善の前に、まずは自分で調べてみることにしました。
ネットなどで調べてみると、確かに男性にも更年期障害があると書かれている記事を見つけました。
なんでも、男性ホルモンが減少しそれによって体の筋肉量が減ることで、更年期障害は起こるそうです。
しかもそれを放っておくと生活習慣病の死亡リスクが30%ほど高まるという論文記事まで発見し、私は驚きました。
同時に「このまま旦那を拗ねさせたままではいけない!」と思いました。
さらにその論文や別サイトの記事を読むと、ある程度の筋肉を維持できるよう、食生活の偏りには気を付け、適度な運動を日常的に行うのが一番の予防策だと書かれてありました。
旦那は昔はスポーツなどをしていたのもあってか、割とガッツリと食べます。
しかも味の濃い、ご飯をかきこめる脂っこい物が好きなのです。
ですがその日から、かつ丼を作ったとしても豚ロースではなく鳥ささ身を使うなど、しれっと筋肉がつきやすいような献立を考えるようになりました。
その後それに気づいた旦那は文句を言うようになりましたが、家族で「元気でいるためだから」と説得。
それでもごねる旦那に手を焼きながらも、今度はなんとかジムに通わせられないかと計画を立てています。
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