【お悩み相談】人との関わり方がよく分からず、自分の本音が言えない

日頃のモヤモヤやイライラ...人生を重ねると、さまざまな心配事が出てきますよね。そこで定期誌『毎日が発見』の「お悩み相談」コーナーから「読者の悩みと専門家のおこたえ」を抜粋してご紹介します。今回は、「人との関わり方がよく分からず、本音が言えない...」というお悩みに、心理アナリストの亜門虹彦さんがアドバイス。さあ、あなたは...どう思われますか?

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【お悩み】

人との関わり方がよく分からず、本音が言えない

人とどこまで関わっていいのかが分からないのです。

人それぞれ大切にしていることが違うと思うので、意見を言うときに、当たり障りのないことを言ってしまうこともありますし、心にもないことを言うこともあります。

自分の本音をどこまで相手に言ったらいいのか、関係性で違ってくると思いますが、よく分かりません。

岐阜県 M・Yさん(72歳)


【おこたえ】

時にはグチを言い合って、本音をぶつけてみて

相談者の方のお便りを読んで最初に受けた印象は"こまやかな気配りができる、すてきな人"というものでした。

ちょっと考えてみてください。

誰しも、自分の話に水をさされるのは嫌なものです。

夢中になっている趣味の話をしているときに「私、興味ない」なんて言われるより、心にもない言葉だったとしても「楽しそうね」と言われた方がうれしいもの。

その意味で、相談者の方の社交術は間違っていないように思います。

そんなあなたがいまの自分にストレスや不満を感じているとしたら、"本音を言える相手"がいないことが原因かもしれません。

家族でも友達でもいいから、1人で良いので、日頃のグチや不満を言える相手を見つけましょう。

本音は心で思うだけでなく、実際に言葉として口に出すことが大切。

この行動は心理学では「自己開示」と言い、ストレスを解消し自己肯定感や自信を高める働きがあります。

「あの店はサービスが悪い」、「あの人はセンスがいまひとつ」なんて言い合える仲間をぜひ見つけてください。

適度なストレス解消にもなるし、自分に自信をもつことができるはずです。

●亜門虹彦さん(心理アナリスト

※記事に使用している画像はイメージです。

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今回の先生

亜門虹彦さん
心理アナリスト。専門は「生活の潤い」

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この記事は『毎日が発見』2022年1月号に掲載の情報です。

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