【お悩み相談】正直、自分の偏食ぶりにはあきれるばかり...飽きるまで同じものばかり食べてしまいます

日頃のモヤモヤやイライラ...人生を重ねると、さまざまな心配事が出てきますよね。そこで定期誌『毎日が発見』の「お悩み相談」コーナーから「読者の悩みと専門家のおこたえ」を抜粋してご紹介します。今回は、「同じものばかり食べては飽きる...の繰り返し」というお悩みに、心理アナリストの亜門虹彦さんがアドバイス。さあ、あなたは...どう思われますか?

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【お悩み】

同じものばかり飽きるまで食べてしまいます

私の悩み。

それは、好きなものを食べ飽きるまでとことん食べ続けることです。

いまは鯖の水煮缶を2カ月ほど毎日1缶食べ続けています。

味噌煮缶は食べず、水煮缶だけです。

その前はサラダチキンを3カ月、納豆を半年、瓶のなめ茸を半年も、なんていうこともありました。

何カ月も食べ続けた揚げ句、飽きてしまい、食べ飽きたものは当分は食べたくないという気持ちに。

その食べものはそれ以降、実際ほとんど手をつけなくなります。

正直、自分の偏食ぶりには、あきれるばかりですが、食欲を止めることができません。

それが私の悩みです。

山形県 K・Aさん(62歳)


【おこたえ】

自分の偏食を認めて楽しんで!

偏食には、心理的な原因によるものがあります。

このタイプの偏食は、強いストレスや不安が引き金になって味覚や食事が変わってしまうものかもしれません。

その結果体重が急激に増減したりして健康面に悪い影響が出ることもあります。

しかし相談者さんの場合は、鯖の水煮缶以外のものも召し上がっていらっしゃるようなので、そうした心配はなさそうです。

また、"これまで好きになった食べもの遍歴"も、高価ではないものばかりのようですので、経済的な悪影響も少ないでしょう。

でしたらいっそ「自分は食の変態だ」と自覚して、偏った食生活をエンジョイしてはいかがでしょう。

いろいろなメーカーの鯖缶を食べ比べるも良し、一つの鯖缶を自分の「推し」と決めるのも良し、です。

ご安心ください。

食生活が普通と違っていても、大活躍している人はたくさんいます。

アメリカのビル・ゲイツ氏も野球のイチローさんも、偏食で有名ですよ。

●亜門虹彦さん(心理アナリスト

※記事に使用している画像はイメージです。

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今回の先生

亜門虹彦さん
心理アナリスト。専門は「生活の潤い」

この記事は『毎日が発見』2021年8月号に掲載の情報です。

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