「15年越しに実現した新配合のパンテノールは、リアップの毛髪科学研究力の成果です。ビタミン類といわれるパンテノールは塗布や経口摂取によって生体に入ると、パントテン酸という物質に変化します。パントテン酸にはさまざまな細胞に栄養を送って活性化させる働きがあるため、毛包細胞においては育毛サポート効果が期待されます」(阿部さん)
ミノキシジル5%配合の発毛剤には臨床試験にて使用4カ月で7割以上に軽度、同じく6カ月では6割以上に中等度の薄毛改善効果が認められているそうです。しかし、この評価はあくまで整った環境下におけるもの。汗をかいたり、紫外線にさらされたりする実生活でもミノキシジル本来の効果を発揮させるには、抜け毛予防や育毛サポート成分が欠かせないということですね。
発毛剤開発の最先端! 大正製薬研究所の研究室に潜入
今回は特別にリアップの開発現場となる研究室への立ち入りが許可されました。普段は入ることが許されない、薄毛対策の最前線を潜入レポートします。
入室してまず目に飛び込んできたのは、机に陳列されたマネキン群です。
これらのマネキンは、美容師がカットの練習に使うものとほぼ同じと阿部さんは言います。なぜ研究所にあるのか尋ねると、「今は男性も髪が長かったりしますし、ヘアスタイルが多様化しています。男性、女性ともにいろんなパターンを想定して『リアップ』がちゃんと塗布できるか、垂れて目に入ったりしないかなど評価するために使っています」ということでした。