「片付かない」「すぐに散らかる」そのお悩みは、収納方法が暮らしに合っていないからかもしれません。ものを片付ける方法は1つではなく、さまざまな方法の中から自分に合っているものを見つけることが大切。台所、風呂場、クローゼットなど、お悩みが発生しがちなケースごとに、すっきりしまえる収納をA、Bの2通りご紹介します。あなたに合うのはどっちの収納方法?
※この記事は『リバウンドしない収納はどっち?』(須藤昌子/KADOKAWA)からの抜粋です。
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かさばる冬物衣料を上手にしまうなら?
A.圧縮する
衣類用圧縮袋を使い、セーター圧縮。
→手軽に使える圧縮袋で、容量は1/2に。
夏の衣類に比べ、場所を取る冬物衣料。限られたスペースに収納するためにはできるだけかさを減らしましょう。掃除機を使わなくてもいい、手で押さえて空気を抜いていくタイプの衣類用圧縮袋が適しています。また、一着一着圧縮するのは少し手間がかかるのでもこもこのもののみに。しわになりやすいスーツやジャケット、大事な衣類は避けたほうがいいでしょう。
圧縮袋に衣類を入れる。少しゆとりをもたせ、大きめの袋を使う。
1着に1枚使うとやりやすい。
↓
▼圧縮しすぎに注意▼
ファスナーを閉じ手で袋を巻き込むように押し出して空気を出していく。
B.小さくたたむ工夫をする
収納スペースにあわせ、布が重なる部分ができるだけ少ないようにたたむ。
→空気を含むセーターは工夫すれば型崩れしない
たたみ方を工夫すればほんの少しですが小さくなり、たくさんの量を収納することができます。セーターなら伸びやすい袖を最初に内側に折り込んで四角くし、収納する場所に合わせて折り込むと、型崩れしにくいでしょう。靴下などの小物もコンパクトなたたみ方をマスターしましょう。
▼セーターをたたむ▼
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後ろ身ごろを上にして置き、袖を交差させて折る。
▼くつ下をたたむ▼
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つま先から折り、返して口ゴムに入れる。
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