夫婦として一緒に暮らしていくうえで、考え方やルールといった価値観の一致は必要不可欠ですよね。しかし世間には些細な部分の価値観が合わず、悩んでいる人も多いのではないでしょうか。
「お前の嫁みたいな女は無理」と言われる理由とは?
以前ネットでは、夫と2人暮らしをしている女性の相談が話題になりました。女性は夫に「脱いだ服をハンガーにかける」「靴を揃える」「リモコン・ヘッドフォンは定位置に戻す」といったことを求めているのですが、全くやってくれない夫に悩んでいるそう。
さらに夫の職場で「お前の嫁みたいな女は無理」と言われていると聞かされ、女性は自分が神経質すぎるのではないか不安に感じたとコメント。夫から離婚をほのめかされていると明かしていました。
これにネット上からは「この手の不一致は改善しづらいし、早めに離婚しちゃった方がいいんじゃない?」「言ってることは全然神経質じゃないと思うけど、めんどくさいと思う人がいるのもしょうがない」「性格の不一致。諦めるか離婚するかの2択です」といった声が。どちらが悪いというよりは、育ちや性格の違いから生まれる価値観の差はどうしようもないという意見が多いようです。
夫婦円満に"価値観の一致"は必要不可欠?
実際に夫婦円満のためには"価値観の一致"が大切だと考える人は、どのくらいいるのでしょうか。「オウチーノ総研」が20~69歳の既婚男女863名を対象に行ったアンケートによると、価値観の一致が円満のために必要だと考える人は全体の39.2%。「『最も』ではないが、大切だと思う」が51.6%、「大切ではないと思う」が9.2%だと明かされています。
実際にネット上では「つき合ってる間は気にならなかったけど、結婚した後は食事の好みが違うのが本当につらい」「清潔観念や金銭感覚など、異なる点が多くて喧嘩が絶えません」「トイレの蓋を開けっ放しにしてるのが許せない。直す気もないのがさらにストレスです」といった声が続出。夫婦円満を目指すためには、お互いの価値観をきちんと知っておくことが大切かもしれませんね。
文/藤江由美