もうやめてー!孫に自分の使ったフォークで食べさせる義父

義両親と付き合う時に、不満をそのまま伝えることができずモヤモヤするお嫁さんは多いもの。義両親が良かれと思った行動でも、時に"ありがた迷惑"だと思う人もいるようです。

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義父の直箸に「やめて」と言えず...

今年11月、とある女性が寄せた"幼児に直箸"という話題に注目が集まりました。女性と旦那さんは、3歳の娘さんを連れて義父母と食事会を開催。家では娘さんの虫歯を避けるため「絶対直箸は避けていた」という女性ですが、義父が自分のフォークで娘さんにデザートをあげているのを目撃してしまいます。女性は直箸(直フォーク)を止めさせようとして、「お母さんのをあげるからおいで」と言ったものの義父はデザートをあげ続けたのだとか...。

その時のことを女性は、「もうやめてーと心の中で叫んでいました」と回顧。結局その日の夜は歯みがきを念入りにしたそうですが、「虫歯にならないか不安いっぱいです」と胸のモヤモヤを打ち明けました。

このお悩みにネット上からは、「気をつけてても虫歯になる子はなるし、ならない子はならないですよ。うちは小学生3人で、前から直箸してますが今のところ虫歯はないです」「昔は虫歯菌という概念もなく、みんな義父さんのようなことをしていたものです。結局は"ちゃんと歯を磨けているか"ってところじゃないかな?」「私もせっせと箸を替えていたのですが、"唾液が飛んでも虫歯菌は感染る"って話を聞いて神経質になるのをやめました」といった声が。

これらの意見を見た女性は、「少し私が神経質だったかなと思っています」と書き込み。その後「これからも歯みがきはしっかり行っていこうと思いました」「ただ、やはり義父に直箸で物を与えて欲しくはないので、チャンスがあれば何かの折に『虫歯になるから直箸はしていないんです』と言おうと思います」と綴っていました。


「デンタルネグレクト」が増加中!?

昨年9月に放送された『NHKニュース おはよう日本』(NHK)では、子どもの虫歯を特集。虫歯予防に対する意識の高まりを受け、虫歯がある子どもの割合は40年前から激減したと伝えました。しかし"子どもの歯に格差"が生まれている実態も明らかに。極端に虫歯が多い「口腔崩壊」状態の子どもを抱える学校が3割以上も存在するといいます。

「口腔崩壊」状態の子どもが増えているのは、ひとり親や経済的困難を抱える親たちに余裕が無いことが原因。子どもの虫歯を重症化させることは「デンタルネグレクト」と呼ばれ、経済的・時間的余裕がない中で"やむをえず起きているケース"も多いのだとか。

歯は一生付き合う重要なもの。虫歯対策に神経質すぎるのはNGかもしれませんが、ちゃんと磨けているかなどのチェックは大切なようです。

文/藤江由美


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