義父が娘の写真を勝手にブログに...!不用意すぎてモヤモヤ

以前は若者のものだと思われていたSNSですが、昨今ではブログやTwitterを楽しんでいる年配の方も多いですよね。しかし楽しいだけでなく、さまざまな危険性を含んでいるのがSNSの特徴。ネット上では以前、「SNSにアップされた写真」についての相談が話題になりました。

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孫の写真をブログにアップする義父

5歳の娘がいる相談者の女性は、義父がブログに娘の写真を勝手に載せることにモヤモヤしていると相談。義父は定年退職後の楽しみとして頻繁にブログを更新しており、そこには溺愛する孫の写真も多数掲載されているそう。

また運動会の後には幼稚園名や他の保護者が写った写真が何枚もアップされており、女性は犯罪に巻き込まれる可能性も考えて不安になったとコメント。ちなみに義父や義母、義父の友人の顔には、モザイクをかけていることも明かされていました。

これにはネット上で「自分たちの顔にはモザイクをかけて、子どもや他人は知らんぷりという考えが自己中すぎる。即刻やめさせた方がいい」「お年寄りだからで突き通したいんでしょうけど、立派に犯罪。よその保護者に訴えられたら賠償金もあり得る話だと思う」「今のご時世、そういうところから犯罪につながる可能性は少なくない。孫に何かあった時に後悔するのはあなたですよと教えてあげるべき」といった声が続出。多くの人がSNSへの不用意な写真投稿を危険だと感じているようです。


ネットへの写真投稿がトラブルの原因に?

ネット上への写真投稿が多くなったことで、世間では新たなトラブルが続出。それに伴って新たな"言葉"も生まれ始めています。

「SNS晒されチルドレン」は、保護者によってSNSに晒されている子どもたちのこと。以前ネット上では、娘の初潮を祝って赤飯を食べている様子を写真つきでSNSに報告した母親が話題になりました。この投稿には「親の都合で娘を晒しているとしか思えない。思春期の女の子相手に絶対にしちゃいけないでしょ」「この件が娘のトラウマになるとは考えなかったの?」「この子が大きくなった時に訴えられてもおかしくない」といった批判の声が。

また最近では「デジタル誘拐」と呼ばれる行為も登場。「デジタル誘拐」とはネット上に投稿されていた写真を盗用し、まるで自分の子どものようにSNSへ公開するというもの。子どもの写真をアップすることで、称賛の声などを集めることが目的だとされています。これには「この前テレビでも紹介されてたし、本当に気をつけなきゃいけない」「怖すぎるでしょ... 『いいね』が欲しいからってよくそんなことしようと思うな」と危機感を抱いている人も多いよう。

情報社会になったからこそ気をつけたい、ネット上への写真投稿。子どもの安全を守るのは親や周囲の大人だとしっかり自覚を持ち、行動できるといいですよね。

文/藤江由美


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