高齢者のマナーにイラッ! シニアのトラブルは認知機能の低下が原因?

電車マナーや列への割り込みなど、散見されるシニアトラブル。その原因はどこにあるのでしょうか。以前放送された「あさイチ」(NHK)では、シニアトラブルを特集。シニア世代がトラブルを起こしてしまう原因などが紹介されました。

181219_otosiyori_01.jpg


シニア世代がトラブルを起こす原因とは?

番組では街頭インタビューを行い、シニアトラブルの実態を調査。街ゆく人からは、「横断歩道が近くにあるのに違う所を横断していて、運転中に急ブレーキをかけることがある」や「電車内では若い人よりお年寄りの方が携帯電話を鳴らしていて、そのまま普通に電話に出ている」などの声が。番組がアンケートをとると、実に65%の人が「高齢者に"イラッ"とした経験がある」と答えています。

では、シニア世代はなぜトラブルを起こしてしまうのでしょうか。「あさイチ」はその原因に"認知機能の低下"があるといいます。番組に登場した慶応義塾大学の精神・神経科学教室の三村將教授は、「切り替え、柔軟性、発散性(思考の広がりをつくること)は年齢とともに落ちていく」とコメントしていました。

番組が開いたシニア世代の討論会では、とある男性が「"疎外された"という意識が年齢が高くなるに従って強くなる」「ちっちゃいことに対しても"おかしいじゃないか"と...」「世間からすればワガママだけど、自分の中ではワガママじゃなくて"したいんだけどできないこと"に対しての憤り」と発言しています。

この放送を見た視聴者からは、「番組見てて思ったけど、やっぱり世代間による認識の違いって大きいみたいだね」「シニアにわかりづらいルールが増えていることや、若い世代の気遣いの無さにも原因がある気がする」「高齢者が急速に増えてるのだから、今後は個人も社会もトラブルに対応していくことを考えなきゃいけないんだろうな」といった声が上がっていました。


2人に1人が回答した"カッコいいシニア像"とは?

シニアトラブルの増加が問題視されていますが、マナーをキチンと守れている人も多いもの。以前ソニー生命保険が行った調査によると、シニア世代もマナーに高い関心があることが判明しています。

同アンケートでは、50歳~79歳の男女1000名を対象に「どのようなシニアがカッコいいと思うか?」と質問。その結果、「社会のマナーやルールを守れる」が49.9%で1位に。次いで「威張っていない」(47.8%)、「服装がオシャレ」(35.8%)、「パートナーに対して優しい」(32.6%)という回答が続き、5位には「お店での店員さんへの接し方がスマート」が29.2%でランクインしました。

トラブルは、相手への思いやりが欠けたことによって起こる場合がほとんど。世代に関係なく、気遣いができる人を目指したいものですね。

文/藤江由美


関連記事:二世帯住宅の光熱費ってどうしてる?払わなくなった義両親にモヤモヤ

この記事に関連する「暮らし」のキーワード

PAGE TOP