「月収50万」は小さなゴール。本当のゴールはその先にある/最高の時短

あなたは毎日「やりたいことだけ」に向き合って、1日の時間を満喫できていますか?
自分がやりたいことはこれじゃない...。でもどうでもいいことに時間を追われて、やりたいことができない。便利な家電が増え、デジタル化も進んだ現代なのに、なぜか「時間がない」という悩みが絶えることがない、と感じていませんか?
月収20万から、1日実働2時間で月収1000万円を超えた筆者による、「最幸」の時短術を惜しみなく公開します!あなたもぜひ「幸率」の良い人生を!

※この記事は『お金と時間の悩みが消えてなくなる 最高の時短理』(米山 彩香/KADOKAWA)からの抜粋です。

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前の記事「「何をやるか」に忙殺されないで。「どう生きるか」という視点が大事/最高の時短(2)」はこちら。

 

「やみくもな努力」は「挫折のもと」

時間を有効に使うため「立ち止まる」

大きなゴールが見つかれば、自然と、自分が無意識的に行っている「ムダなこと」も見えてきます。

たとえば、あなたが今の仕事に満足しておらず、「今の月収にプラス20万円ほしい」という理由で、転職や副業を考えているとします。そこで「ネットで稼ぐ」という手段を知り、「よし、やるぞ!」とやみくもに参入する。

でも、ここでちょっと立ち止まって考えてほしいのです。
「今の月収にプラス20万円ほしい」は、「どう生きていきたいか」という、自分の大きなゴールといえるでしょうか?

そもそもの大きなゴールが定まっていなければ、あなたの人生においてそのチャレンジは「ムダなこと」になるかもしれません。

私が運営するコミュニティにも、そのような人が結構います。
「月収50万円を稼ぎたい」と、学びに来る人です。もちろん私の元に集まってくれるのはありがたいことなのですが、私はそういう人には、まず大きなゴールを描くこと、そして、立ち止まって「なぜ?」と考えることも勧めます。
「あなたは、なぜ月収50万円を達成したいのですか?」といった感じで、その先のゴールを思い描いてもらうのです。

それがなければ、月収50万円はあくまでも目先のゴール。もし到達しても、そこで終わり。そのために費やしてきた時間や身につけた知識は、その後の人生においてはまったくムダなものになる可能性だってあります。

「○○をするためには、月収50万円はほしい」

たとえば、それが「家族3人で年に数回旅行をするため」とか「ミシュランガイドのお店を制覇したい」といった些細(ささい)なことでも構いません。月収50万円という小さなゴールの先に、明確なゴールがあってこそ、小さなゴールは先のゴールを達成するための「理由」となり、ムダのない行動を生むのです。

一方、「月収50万円を稼ぐためにネットビジネスを新たに始める」といった人が陥りがちな罠(わな)が、「とにかくたくさんのサイトを立ち上げる」「ガンガン記事を書く。最低でも100記事は書く」という、やみくもな行動です。
「なんか、とりあえずはサイトをいっぱいつくれば儲かると聞いたんで......」

たしかに、多くのサイトを立ち上げ、記事数を増やすという手法は、ある面有効なことでしょう。しかし、ここにかける時間、労力は、初心者には決して少ないものではありません。「なぜ?」という思考で月収50万円達成の理由を考えたときに「家族とゆっくり過ごす時間を増やしたい」という理由が出てきたならば、この取り組み方では時間は奪われる一方で、完全に本末転倒です。

 

自分に関係ない物事は排除する

このような「やみくもな行動」は、多くの仕事に存在するものです。
たとえば、古い体質の営業職によくある「とにかく名刺を集めてこい!」「1日50枚は必ずもらってくること!」という上司の指示。

もしあなたがこうした指示を受けているとしても、「何のための1日50枚?」かがわかっていれば、張り切って名刺集めにいそしむことができるでしょう。

しかし、その先のゴールがない=名刺集めの理由がないのであれば、それはあなたの人生にとってまったくムダな時間と労力かもしれません。思い切った言い方をすれば、そうした風習の会社はすぐに辞めたほうがいいかもしれません。

私にも似たような営業経験があります。
大手電機メーカー時代に研修の一環として行った、量販店の店頭で当時好評だった液晶テレビを「とにかく売ってくる」という仕事がそれです。「販売の現場を知る」「お客様のニーズを知り、商品開発に反映させる」といった会社側の意図はあったのですが、当時の私はそれが理解できず、「何のためにこんなことを......」と毎日疲弊していました。

今振り返れば、そのときの私に明確な「なぜ?」があったなら、もっと喜んで販売に力を入れることができたでしょう。
たとえば、前述のように私に「新しい技術の開発に携わり、海外の研究所で研究に没頭する人生を送りたい」という大きなゴールがあったならば、液晶テレビを売り、お客様のニーズを直接聞くことは意味のあることであり、達成すべきゴールと捉えられたかもしれません。

また、私には常に「英語の上達」という目標があるのですが、これも「好きなときに海外旅行をする生き方」という大きなゴールがあり、「だから英語が話せれば便利」という理由によるものです。

かつての私は「英語ができたほうがいいだろう」と、その先のゴールを見据えていない考えから英語の勉強をしていたものです。たとえば、とりあえず「TOEIC®で600点取る」ということを最終的な目標とし、それが達成できれば、そこで満足して終わりでした。

「海外を旅行した際に、現地の人とコミュニケーションがとれる」「トラブルを回避できる」といった理由と、「とりあえず英語が話せるほうがいいだろう」という理由──どちらが勉強への行動を促すかは、明らかでしょう。

「なぜそれをするのか──先のゴールへの到達の理由とならない取り組みは、すべて時間のムダ

私はあえて、そういいたいと思います。

 

◆アクションプラン


鳥になったつもりで何でも俯瞰する


 

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米山 彩香(よねやま あやか)

株式会社NEXT LEVEL SOLUTION代表取締役。1987年生まれ。千葉県出身。東京理科大学大学院イノベーション研究科知的財産戦略専攻修士課程修了。シャープ株式会社をはじめとした大手企業に勤務。
会社員時代に「大学院に通いながら弁理士試験を目指す」という多忙な生活を2年間送った経験と、大学院での研究成果や知見をもとに、すべての行動における時短の追求、徹底したムダの排除、1分単位のスキマ時間でどこにいても何をしていても超集中力を発揮できるメソッドなどを構築。仕事のスピードの速さはどの職場でも評価され、残業なしで圧倒的な成果を出す。しかし、次第に会社員という働き方に疑問を感じ、会社に頼らず「1日実働2時間」ほどでストレスフリーなライフスタイルを実現したいと思うようになる。そこで、独自に研究を重ねた時短術を活用し、起業準備を進めたところ、昼休みの30分から始めた副業で初月から会社員の収入を超える。それがきっかけで起業を決意。事務所なし、従業員なしで独立1年目から億単位の売上を創出しつつ、実働は1日平均2時間ほど。現在は「ゆるく・楽しく・気ままに」をテーマにしたブログやコミュニティを運営し、会社収入に頼らずストレスフリーに生きる人を多数輩出し、「お金と時間の悩みがなくなる時短術」を広める活動も行っている。著書に『お金と時間緒悩みが消えてなくなる 最高の時短』(KADOKAWA)などがある。


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『お金と時間の悩みが消えてなくなる 最高の時短』

(米山 彩香/KADOKAWA)

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この記事は書籍『お金と時間の悩みが消えてなくなる 最高の時短』からの抜粋です
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