あなたは毎日「やりたいことだけ」に向き合って、1日の時間を満喫できていますか?
自分がやりたいことはこれじゃない...。でもどうでもいいことに時間を追われて、やりたいことができない。便利な家電が増え、デジタル化も進んだ現代なのに、なぜか「時間がない」という悩みが絶えることがない、と感じていませんか?
月収20万から、1日実働2時間で月収1000万円を超えた筆者による、「最幸」の時短術を惜しみなく公開します!あなたもぜひ「幸率」の良い人生を!
※この記事は『お金と時間の悩みが消えてなくなる 最高の時短理』(米山 彩香/KADOKAWA)からの抜粋です。
「やりたいことが見つからない」はただの逃げ
「見つからない」のではなく「探していない」
「自己実現のためには、〝目標〟がとても大事」
これは多くの本でいわれていることです。
「時間に追われず、ストレスフリーで自分のやりたいことだけをやる」という自由な生活を手に入れるためにも、〝目標〟の存在は欠かせません。
「最終的な大きな目標があって、その目標に到達するまでにさまざまな小さな目標がある」というのが目標達成の仕組みです。何をやるにしても、必ず最終的な目標を確認しながら行動するからこそ、時間をムダにしない効率的な進路が見つかります。
では、目標がなければどうなるか?
当たり前ですが、自分が「どこへ向かっているか?」を決めていないから、自分が日々「何をすべきなのか」がわからない。わからないから、自分軸で動けないのです。
たとえば会社の上司にいわれるがまま、友人や親の意見のまま、あるいは一般社会の常識に従ったままで、毎日を過ごさざるを得ないということです。
ですから、「いつも周りに振り回されている人」は、「目標がない人」ともいえるでしょう。
とはいえ、「自分には大きな目標なんてない」という人は結構多いものです。
要するに、「自分はこうなりたい」という夢がない、やりたいことが特にない、という人たちです。そういう人たちに、ただやみくもに「目標を持ちましょう」「そうすれば物事を効率的にこなすことができるんです」といっても、それはなかなか難しいことでしょう。
なぜなら、目標とは、一生懸命考えてひねり出すようなものではないからです。目標がないというのは、そもそも目標を「探していない」ということに尽きます。
「見つからない」のではなく、「探していない」ということがポイントです。そもそも、世の中の(自分が)目標とすべきものの存在を知らない、ということ。
まずは、知ること、つまりさまざまな「情報」を仕入れることが大事なのです。
「真面目に勉強しましょう」「学びの機会をたくさん持ちましょう」なんて大層なことではありません。とにかく、気になることがあったら、調べてみる。ネットでも本でも、詳しい人に聞いてもいいから、何でもかんでも調べまくる。〝調べ癖〟をつけてしまうのです。
たとえば私の最近の小さな目標の1つに、「南米ボリビアのウユニ塩湖に行きたい」というものがあります。ウユニ塩湖は標高約3700メートルにある世界最大の塩湖。どこまでも続く塩で真っ白の湖面。白い湖面に雨が溜まると、まるで鏡のように周りの景色を映し出す美しさから、「天空の鏡」とも呼ばれている、絶景の地です。
この「ウユニ塩湖に行く!」という目標を達成するために、私は時間を効率的に使い、時間の自由と経済的自由を手に入れようと行動を起こします。
当たり前ですが、これは前提として私が「ウユニ塩湖」の存在を〝知って〟いたからこそ始まることですよね? そう、「情報を仕入れましょう」「いろいろなことを調べましょう」というのは、こういうことなのです。
「知ること」でしか行動のモチベーションは生まれない
知ることができたからこそ、目標ができる、行動ができる。
たとえばあなたが会社員で、何の目標もなく仕事をしているとすれば、とにかく目先の仕事を終わらせること〝だけ〟が目標となっているはずです。
しかし、その「目先の仕事」の先には、あなたにふさわしい「もっと大きな目標」が待っているかもしれません。
今、あなたが会社での目標がないのであれば、まずはとにかくどんどん情報を仕入れるべきでしょう。自分の会社にはどんな部署があって、それぞれの部署にはどんな人がいて、どんな仕事をしているのか? どんなプロジェクトが進行しているのか? 同業他社と何が違うのか? 企業としての課題は何なのか......。
そうしたことを、上司、先輩と話す、他部署の人との接触を持つ、社外でも積極的に人と会う、取引先の人と話す、ネットでいろんな関連サイトを見てみるなど、ありとあらゆる手段で調べます。
その結果、社内において自分が目標とすべき「何か」が見つかるわけです。
「将来、会社でどんなポジションにつきたいのかも定かではない」
なんていう人もいるかもしれません。しかし、その理由も、「どんなポジションが、どんな仕事をしているのかを〝知らない〟」というだけかもしれないのです。
「本当に自分がたどり着きたい目標」を見つけることができれば、まずは大丈夫です。
あとは「『先の目標』へたどり着くために『目先の目標』をクリアする」という思考が生まれ、自らの効率化を図る気持ちや、ムダのない行動を促すのです。
「目標がない」「夢がない」「やりたいことがない」......そんな自分自身を「つまらない人間だなあ」と考えてしまう人もいるかもしれません。
しかし、心配しなくて大丈夫です。あなたはまだ「知らない」だけなのです。
だからこそ、知るために行動する。
「どんな目標があるのか?」という情報、目標のバリエーションを仕入れるために、とにかく調べ倒す。
人から聞く、ネットを見る、本を読む、ユーチューブで動画を探す......。
そこにルールはありません。自分の目標を楽しみながら見つけてください。
◆アクションプラン
興味を持ったキーワードに出会ったら、その場でググる
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