自分の欠点は、まず受け入れる。そこがスタート/青森の神様

日本人の平均寿命は、女87.14歳 男80.98歳と世界トップ。平均寿命までたっぷりと時間があります。反面、体力は確実に落ちていき、仕事の需要も難しい中、これからの時間をどう過ごしていけばいいのか、不安にかられる人が多くいることも事実。これからの自分を待ち受ける運命に気づき、自分の心や大切な人たちとどう生きていくか?「青森の神様」として知られる木村藤子さんによる、あなたらしい人生を生きるための道しるべ。

※この記事は『神様が教えてくれる 人生100年時代の幸せな生き方』(木村藤子/KADOKAWA)からの抜粋です。

pixta_41093527_S.jpg前の記事「私が輪廻転生を信じるきっかけとなった、ある医師との出会い/青森の神様(4)」はこちら。

 

輪廻転生の言動力となるもの、それは〝カルマ〟です。行為という意味のカルマが、人と人とをつなげています。自分がどのように考えるのか、どのようなことを話すか、そしてどのような行動をしているかによって、つながりは変わってきます。

ひとつひとつのカルマは神によってすべて記録されており、人に対して良い影響を及ぼした行為は良いカルマとして、逆に悪い影響を及ぼした行為は悪いカルマとして、来世に生まれる魂が背負います。

過去世から背負っている悪いカルマはいったいなんなのかを見極めるには、邪魔になる余計なプライドは捨て、自分自身を冷静に見つめる必要があります。
高すぎるプライドを持っていると、自分だけに正当性があるという気持ちを次々と生み出し、何かトラブルがあった際、常に自分以外の誰か(何か)のせいにしてしまうようになります。「自分に原因などあるはずがない」と思うようになってしまうのです。

悪いカルマは人と摩擦を起こします。しかし、人と人との間に生まれた摩擦は、どちらか一方にすべての責任があるのではなく、必ずどちらにも何らかの原因があります。なぜなら、カルマによって出会っているからです。

余計なプライドがあると、自分にも原因があるんだということを受け入れられず、すべてを人のせいにしてしまい、気づきのきっかけを逃してしまいます。

悪いカルマとは、〝過去の自分の悪い行為〟です。

そして悪いカルマ(行為)を作ってしまっている原因は、自分自身の〝考え方〟です。
考え方は行為に直結しますので、考え方の欠点を正していくと言動が変わってくるので、問題を解決することができ、悪いカルマを解消することができます。

すべての出来事には必ず根底に事の起こる〝因〟があります。
これは「因果の法則」と言いますが、輪廻転生も因果の法則の上に成り立っています。
人が輪廻転生するのは、自らの間違った考え方(原因)によって人と摩擦を起こし、悪いカルマを作ってしまったからです。それを解消するために人は転生するのです。

この輪廻の働きは、悪いカルマをどこかで解消しない限りは、永遠に続いていきます。過去世の過去世、さらにそのまた過去世......と途方もない時間の中で解消できなかった複数の悪いカルマが、因果の働きによって今私たちのもとに訪れているのです。

ここでこの「負の連鎖」を断ち切らなければ、次の人生でも同じ悩みに苦しめられることになってしまいます。

人との摩擦を起こしてしまう自分を、このまま「見てみないフリ」「気づかないフリ」を続けていると、この先も必ず悪いカルマにつきまとわれて、来世もその先の未来も、悪いカルマと共に生き続けていくことになります。

それゆえ、いち早く問題の原因に気づき、負の連鎖を断ち切らないといけないのです。
あなたの悪いカルマを解消できるのは、自分自身だけです。連鎖していく自分の魂の責任を背負っているのは、自分以外にいないのです。

神様が私たちに求めているのは無理難題ではなく、私たちが幸せになることです。
誰だって自分の悪いところを知るのは気分がいいものではありませんが、目を背け続けていると自己矛盾が生まれてしまいます。本心では、欠点を理解しているからです。

自分の欠点を受け入れることは自分を否定するように感じるので、「怖い」といった感情が生まれてしまいます。

しかし、悪いカルマを作ってしまう自分の欠点、自分の悪い行動のクセなどについて、本当は「よくない」と認識しているのに、気づかないフリをしたり、怠けて直さなかったり、「これが生まれ持った私の性格だから」と開き直ったり、むしろそれが「自分の個性」だと間違った受け止め方をしたりしてしまうと、気づかないうちにどんどん悪いカルマを作り続けてしまうことになります。

性格と行動はひとつなぎです。良い性格が良い行動を生み、逆に悪い性格は悪い行動を生みます。
悪いカルマも同様です。悪いカルマが作用して不幸を呼んでしまい、解消しない限りは悪いカルマを呼び続けることになります。

自分の欠点は、まず受け入れる。そこがスタートです。
受け入れることで問題意識が生まれて考え方が変わり、そして行動も変わっていきます。先ほど説明した負の連鎖に対して、こちらは「幸福の連鎖」と言えるのです。

 

次の記事「トラブルや人間関係...心が乱れていると、それは必ず表に表れる/青森の神様(6)」はこちら。

 

木村 藤子(きむら ふじこ)

1947年、青森県生まれ。地元で有名な霊能者だった母親のもとで育つ。30代のとき、神の声を聞き、霊視・透視能力を授かる。以来、日々多くの人の悩みを救っている。全国的にその名が知れわたり、「青森の神様」「ヘビの神様」といわれるきっかけとなったのが、1990年の「ヘビ騒動」。地元で行方不明になったニシキヘビが現れる場所、時間を透視によって言い当てた。著書に『神様が教えてくれる 人生100年時代の幸せな生き方』(KADOKAWA)、『「気づき」の幸せ』(小学館)、『幸せの風が吹いてくる』『幸せの詩が聞こえる』『神様が伝えたいこと〔ポケット版〕』『母であるあなたに気づいてほしいこと』『気づく力』『新・気づく力』『「本当の自分」に気づく本』『2019年版 木村藤子の春夏秋冬診断』『人生が変わる因果の法則』(主婦と生活社)など。


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神様が教えてくれる 人生100年時代の幸せな生き方

(木村藤子/KADOKAWA)

「100年という長い人生を幸福なものにしていくためには、過去から延々と連鎖している不幸の原因に気づき、断ち切ることです。不幸の連鎖を断ち切れば、自分だけではなく、子どもや孫の未来までも幸福の道へつながるのです。 『はじめに』より」。待ち受ける運命に気づき、自分の心、仲間、家族、大切な人たちと共に、どう生きるのか? 「青森の神様」として知られる著者による、気づきの書。

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この記事は書籍『神様が教えてくれる 人生100年時代の幸せな生き方』からの抜粋です
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