シャツ、スカート、ズボン。夏物をスッキリしまえる畳み方教えます/衣替え

pixta_31744368_S.jpg夏が終わり、そろそろ衣替えの季節。衣替えといえば、気になるのが収納中の衣類の黄ばみや虫食い。これらの防ぎ方は意外にも「衣類のしまい方」にコツがあるのだとか。「洗濯王子」として人気の中村祐一さんにプロの技を教えていただきました。

前の記事「洗濯王子直伝。「サイズぞろえ畳み」で重ねてもシワがつきにくく!/衣替え(2)」はこちら。

 

簡単なコツをマスターして畳みやすく

半袖シャツやスカートなど、畳みにくい衣類は多いものですが、ちょっとしたコツできれいに畳むことができます。

半袖シャツはえり首の幅に合わせて畳み、ゴム入りのスカートは型紙を使用。ズボンは3辺を直線にするのがポイント。畳む大きさや畳み方をそろえると、省スペースでしまえます。

 

半袖シャツの畳み方
芯地の入ったえり首の幅で畳むとシワが寄りにくくなります。

1 背面を上にする
ボタンを留めて背面を上にし、裾を引っ張りながらえり首の立ち上げ(丸囲み部
分)をピンと立てる。1809p070_02.jpg(ポイント)
2 半身を折る
えり首の幅に合わせ、片側の身頃を真っすぐに折り、袖ははみ出さないよう横か斜めに折る。1809p070_03.jpg 
3 もう半身を折る
同様に反対側を折ってえり首の幅に。袖が長い場合は、はみ出さないよう横向きに2回ほど折り畳む。1809p070_04.jpg 
4 裾側を折る
裾側の身頃を丈により、1~2回上に折る。下側が直線になるように折って。1809p070_05.jpg(完成!)
5 表に返す
枚数が多い場合は、A4の厚紙をえり幅に合わせて切り、型紙を作って当てても。

1809p070_06.jpg

関連記事:「洗濯王子直伝。「サイズぞろえ畳み」で重ねてもシワがつきにくく!/衣替え(2)
 

 

ゴム入りスカートの畳み方
型紙を当てて畳めば、Tシャツ類と重ねてすっきりしまえます。

1 型紙をのせる
腰の下の中心にA4の型紙をのせる。型紙の横端に沿わせて、片側の身頃を真っすぐに折る。1809p070_08.jpg(ポイント)
2 身頃を折る
反対側の身頃も型紙に沿って折り、裾は重ねる。裾端が横幅からはみ出す場合は、内側に折り返す。1809p070_09.jpg 
3 裾側を折る
型紙の下端に沿わせて、裾側の身頃を上に折る。1809p070_10.jpg

 

4 表に返す
ウエストの両側を持ち、形を崩さないよう表に返す。1809p070_11.jpg(完成)
5 はみ出しを折る
上側に出た裾を内側に折り込み、型紙を引き抜く。ベルト芯入りの場合は、ピンチハンガーにつって。1809p070_12.jpg

 

ズボンの畳み方
3辺が直線になるように畳んで。収納箱の収まりも良くなります。

1 半身に折る
股下のお尻の角をきちんと出して半分に折り、生地を上下左右に引っ張り、全体をぴったり重ねる。1809p070_14.jpg(ポイント)
2 ひざ下を折る
丈を3等分にし、前もも側(写真右側)の端に沿って、ひざ下から上に折る。1809p070_15.jpg(完成)
3 三つ折りにする
折り上げた裾に沿って、もう1回上に折る。上下と前もも側がきちんと直線になっていればOK。1809p070_16.jpg

◎ワンポイント・アドバイス
しまうときは腰側を交互に重ねて
ズボンはウエスト部分が互い違いになるように重ねて。凹凸がなくなり、シワを防げる。1809p070_17.jpg

  

次の記事「秋冬ものの「つぶれ」や「変色」もなんのその! 出した衣類を復活させよう/衣替え(4)」はこちら。

取材・文/山崎さちこ 撮影/木下大造

 


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中村祐一(なかむら・ゆういち)さん

1984年、長野県生まれ。洗濯家。家業のクリーニング会社の3代目を継ぎ、「洗濯王子」の愛称で、テレビや雑誌、講演などで活躍。著書に『マンガでわかる洗濯の裏ワザ』(家の光協会)など。

 

この記事は『毎日が発見』2018年9月号に掲載の情報です。

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