夏が終わり、そろそろ衣替えの季節。衣替えといえば、気になるのが収納中の衣類の黄ばみや虫食い。これらの防ぎ方は意外にも「衣類のしまい方」にコツがあるのだとか。「洗濯王子」として人気の中村祐一さんにプロの技を教えていただきました。
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重ねてもOK!の「サイズぞろえ畳み」
薄手の夏物は、収納ケースに重ねてしまうことが多いもの。このとき、凹凸があったり大きさが不ぞろいだったりすると、隙間ができて、重みでシワがつきがちに。
「なるべく真っすぐ大きさをそろえて畳むと、重ねた際の隙間が最小限に。カサも減り、収納ケースに入る量も増えます」。
慣れると手早く畳めるようになるので、毎日続けてやってみましょう。
【実践前】
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【実践後】
Tシャツや半袖ニットの畳み方をマスターしましょう
【準備】
平面の衣類はA4サイズの厚紙やファイルを型紙に!
Tシャツをはじめ、凹凸のない平面の衣類は、型紙を当てると、大きさをそろえて畳むのがラク。A4サイズの厚紙やクリアファイルなどが、硬さもあっておすすめ。
1 型紙をのせる
背面を上にして広げ、えりぐりの下にA4の型紙を縦長にのせる。
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2 半身を折る
型紙の横端に沿わせて、片側の身頃を真っすぐに折る。型紙の範囲で袖を斜めに折る。
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3 もう半身を折る
同様に反対側の身頃も折り、袖がはみ出さないよう、横向きまたは斜めに折る。
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4 裾を折る
型紙の下端に沿わせて、 裾側の身頃を上に折る。下側が直線になっていることが大事。
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5 はみ出しを折る
形を崩さないよう表に返し、上側のはみ出した裾を内側に折り込む。きれいなA4型に。
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完成!
最後に型紙をそっと引き抜く。実際は自分のやりやすい向きに衣類を回しながら畳んで。
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取材・文/山崎さちこ 撮影/木下大造