いつもの料理がハーブ&オリーブオイルで変身!? おいしい&ヘルシーな「魚」レシピ

日本の食卓でもすっかりおなじみになったハーブ。バジルやローズマリーなどさまざまな種類があり、「使い方がわからない」という人も多いかもしれませんが、もともと日本には、防腐作用や殺菌作用があるしそなどを生活に取り入れてきたので、難しく考えることはありません。ハーブの第一人者、北村光世さんに、その楽しみ方や簡単に使えるレシピを教えてもらいました。

前の記事「元気のヒミツはハーブにあり! 心と舌で楽しめる豊かなハーブライフ(1)」はこちら。

 

ハーブは肉、魚や野菜のほか、和食にもよく合います。「ハーブを特別なものと思い込まないで、これでなければ駄目なんてないから」と、北村さん。使う量も好みでいいといいます。最初は少量ずつ使い、自分の好みに合わせて使いましょう。

また、もうすぐ80代になる北村さんのはつらつとした元気のひけつは「ハーブとオリーブ油」だそう。ハーブは地中海沿岸原産が多く、同じ産地のオリーブ油と相性が良いので、調理はオリーブ油を使うのがおすすめ。心筋梗塞などの病気予防効果が高い「地中海食」もオリーブ油がベース。皮も種もいっしょに搾るので、多くの抗酸化物質を含み、加熱で酸化しないのも特徴です。

 

魚にハーブをプラス!

1807p102_01.jpg「かつおのたたき ハーブ風味」
ハーブとオリーブ油があると、たたきがカルパッチョに変身。フェンネルでなくディルを使っても。

使うのは...フェンネル
和名はウイキョウ。消臭、整腸作用があり、魚と相性が良い。
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【材料(2人分)】
かつお...1/2節
にんにくのすりおろし...1/2片分
エクストラバージンオリーブ油...小さじ1~1と1/2
塩...少々
フェンネルの葉(粗みじん切り)...約大さじ1
ソース
 エクストラバージンオリーブ油...約大さじ1
 しょうゆ...約小さじ1

【作り方】
1. かつおの水けをふき取り、にんにくをまんべんなくすり込む。その上から、オリーブ油を軽く押さえるようにして全体にぬり、20分ほどおく。

2. 1に軽く塩をして、フェンネルをまんべんなくまぶし、手で軽く押さえる。

3. フライパンを温めてオリーブ油を軽く塗り(分量外)、2をのせて、色が変わったらすぐ裏返し、手早く全面を焼く。

4. フライパンから取り出して冷凍庫に入れ、焼いた部分を十分に冷やす。

5. 好みの厚さに切り、器に盛る。小さい器にオリーブ油を入れ、しょうゆを加え、ソースにして食べるときにつける。

 

 

1807p102_03.jpg「あじのハーブ塩焼き」
ハーブは1種類でも3種類ほどでも。あじのおなかに入る分量を用意します。オリーブ油がパサつきを抑え、しっとり仕上がります。

使うのは...
セージ 抗酸化作用が高く、別名「不老長寿のハーブ」。消化促進の効果も。
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ローズマリー 「若返りのハーブ」として人気。日本でもよく育つ。爽やかな香り。
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ローリエ 和名は月桂樹。若葉より古い葉が香りが良い。防虫効果がある。
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【材料(2人分)】
あじ...2尾
塩...少々
好みのハーブ(今回はローリエ小2枚、ローズマリー枝2㎝、セージ2枚)
エクストラバージンオリーブ油 ...大さじ1弱

【作り方】
1. あじはワタを除き、水けを切って塩をふり、30分ほどおく。
2. 水けを軽くふき、腹にハーブを詰め、あじの表面と尾にオリーブ油を手でぬる。
3. 温めた網やグリルで両面を色よく焼く。

 

次の記事「夏ハーブと野菜は相性抜群。「ほんのちょっぴり」で絶品料理に早変わり!(3)」はこちら。

取材・文/石井美佐  撮影/木下大造


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北村光代(きたむら・みつよ)さん

食文化研究家、ハーブ・オリーブオイル研究家。京都府生まれ。19歳で渡米し、アメリカの大学で学ぶ。1965年より青山学院大学でスペイン語・文化を教える傍ら、ハーブの紹介に努める。その後、イタリアのスローフードの普及にも力を注ぐ。日本のハーブ第一人者としてメディアで活躍。著書多数。


 

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『おいしい処方箋 オリーブオイル・レシピ
年齢より若く見える人は、もう始めています』

北村光世 著 1,500 円+税 世界文化社

オリーブ油を使う地中海食をベースにした北村流スローフードのレシピ。和食にオリーブ油を加えるなど、日常の食卓にオリーブ油を使いこなすための北村光世さんのノウハウが詰まった一冊。

この記事は『毎日が発見』2018年7月号に掲載の情報です。

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