新玉ねぎとさば缶は、血流を改善し、血液サラサラ効果が期待できる食材です。血管をしなやかによい状態を保つためにも、二つを合わせて食べましょう。とくに新玉ねぎがおいしい季節。生でも辛味がなく、手軽に調理できます。今回は、管理栄養士で料理研究家の村上祥子さんに、新玉ねぎで作る「酢玉ねぎ&スパイス酢玉ねぎ」を教えてもらいました。
【前回】「新玉ねぎとさば缶」レシピいろいろ4選♪ 2つを合わせて食べて血管をしなやかに
新玉ねぎで作る「酢玉ねぎ&スパイス酢玉ねぎ」
新玉ねぎで作ると甘味があってまろやかな酢玉ねぎができます。
玉ねぎのフラボノイドは酢といっしょに摂ると、さらに吸収が良くなります。
酢玉ねぎ
1日の摂取目安量:50g/人
50gあたり23kcal/塩分0.3g
材料(できあがり650g)
新玉ねぎ...500g
(A)酢...100ml
(A)水...50ml
(A)砂糖...大さじ2
(A)塩...小さじ1/2
作り方
(1)玉ねぎは繊維に直角に薄切りにしてボウルに入れる。
(2)鍋に(A)を入れて火にかけ、煮立ったら火を止め、(1)に加える。
(3)皿を2枚ほどおもし代わりにのせて常温まで冷まし、瓶や保存容器に移す。30分後から食べられる。
●冷蔵で1カ月保存できる。
※保存容器は清潔で完全に乾いたものを利用する。
スパイス酢玉ねぎ
1日の摂取目安量:50g/人
酢玉ねぎにスパイスをプラスすると、風味に変化がつきます。
50gあたり23kcal/塩分0.3g
材料(できあがり650g)
酢玉ねぎ...上記と同じ材料
〈スパイス〉
シナモン(粉)...小さじ1/2
ナツメグ(粉)...小さじ1/5
ジンジャー(粉)...小さじ1/5
クローブ(粉)...小さじ1/5
オレンジピール(粉)...小さじ1
作り方
(1)〈スパイス〉を混ぜ合わせておく。
(2)玉ねぎは酢玉ねぎと同様に切ってボウルに入れ、(1)を加えてよく混ぜる。
(3)上記〈酢玉ねぎの作り方〉と同様に酢玉ねぎを作る
取材・文/石井美佐 撮影/スタジオCOM(中野正景)