万能に使えて日持ちもきく「なすの酢漬け」♪ 「肉巻きフライ」や「ピクルスサンド」にアレンジも

いまが旬の夏野菜。たくさん手に入ったら保存食にしておいしく食べ切りましょう。準備するのは、基本調味料と保存容器だけ。シンプルレシピだから、すぐ作れますよ。今回は、家庭料理家の本田明子さんに「なすの酢漬けとなすの酢漬けを使ったレシピ」を教えてもらいました。

【前回】おいしさの決め手は水! 保存食「なすの塩漬け」とアレンジレシピ「ぶっかけそうめん」

なすの酢漬け

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万能に使えて日持ちもきく、なすのピクルス。

ローズマリーなどのハーブを加えるとさらに香りよく仕上がります。

なすの色を保ちたいときはミョウバンを少量加えても。

2切れ分15kcal/塩分0.4g
保存/冷蔵2週間

材料(作りやすい分量)
なす...3本(300g)
(A)米酢...1/2カップ
(A)水...1/2カップ
(A)粗塩、砂糖...各小さじ1
(B)ローリエ...1枚
(B)赤とうがらし...1本

(1)漬け汁を温めてなすを煮る

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なすはへたを切り落とし、縦4つに切る(長ければ半分に切る)。ほうろうまたはステンレスの鍋にAを入れて火にかけ、煮立ったらなすを4切れほど入れて10秒ほどで引き上げる。

(2)保存びんに入れる

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引き上げた順に保存びんに入れる。残りも同様にする。

(3)漬け汁を注ぐ

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(1)の漬け汁を注いでBを加え、ふたをして冷蔵室で保存する。

《酢漬けを使って》

ほどよい酸味がアクセントに
「なすのピクルスサンド」

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1人分338kcal/塩分2.3g

材料(1人分)と作り方
(1)なすの酢漬け1切れを縦4等分に切り、バター、マスタード各適量を塗ったサンドイッチ用のパン1枚に等分にのせる。

(2)レタス適量、スライスチーズ1枚、ハム2~3枚を重ねてのせ、さらにパン1枚をのせて食べやすい大きさに切る。

フライの油っこさを和らげる
「なすの肉巻きフライ」

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1人分179kcal/塩分0.3g

材料(2人分)と作り方
(1)なすの酢漬け2切れは長さを半分に切り、豚ロースしゃぶしゃぶ用肉4枚を1切れに1枚ずつ巻く。

(2)小麦粉、溶き卵、パン粉各適量の順にころもをつけ、180度の揚げ油適量で揚げる。好みでウスターソース、塩などをつけて食べる。

※記載の保存期間は目安です。保存状態などにより異なる場合もありますのでご注意ください。

【次回】トースターで丸ごと焼いてオイルをかけるだけ♪ 「なすのオイル漬け」とアレンジレシピ

【まとめ読み】特集「基本調味料で作る夏野菜の保存食」記事リスト

取材・文/坂本典子、佐藤由香(シェルト* ゴ) 撮影/吉田篤史 栄養計算/スタジオ食

 

<教えてくれた人>
本田明子(ほんだ・あきこ)さん
家庭料理家。本田キッチン・オフィス主宰。小林カツ代さんの内弟子第一号となり、20年以上助手を務める。簡単だけど手を抜かないきちんとおいしい料理に定評がある。著書は『本田さんちのおかずが美味しい理由』(学研プラス)など多数。

この記事は『毎日が発見』2021年8月号に掲載の情報です。
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