すっきりキッチンを作る3つの法則
分ける→仕切る→しまうの3段階で覚えましょう
細かいものが多いキッチンの片付けは、3つの法則がポイント。
「いる、いらないは考えなくていいので、まずは種類ごとにものを分けてみましょう。収納ケースで空間を仕切ってイメージをつかんだら、分けたものを入れていきます。この順で片付けると、取り出しやすく整いますよ」(中山さん)
さらに、使っている収納グッズを見直すことも大切。
「ものが収めにくい、中途半端なグッズを使い続けていることも、使いにくさの一因。100円ショップでも、出し入れしやすく、すっきり見えるシンプルなグッズが買えるので、それらに替えると、使い勝手がぐっと向上しますよ」
1.種類で分ける
調理器具、洗剤など、同じ種類、目的のものをまとめると、何がどこにあるかすぐ分かるようになります。
2.空間を仕切る
整理したい場所からいったんものを出し、空の収納グッズを入れてみると、空間を仕切るイメージがつかめます。
3.ケースにしまう
基本のしまい方は、ものを立てること。ものが重ならないので見やすく、省スペースになってたくさんしまえます。
無理に捨てなくても大丈夫!
その代わり、これだけは守りましょう
明らかなゴミは先に処分します
不揃いの保存容器や、賞味期限の切れた食品など、明らかにしまう必要のないものは片付けの前に処分しておきましょう。
半端な収納ケースは無理に使わない。
他の場所、用途に活用して
ものがあふれる、しまいにくいなど、上手に使えない収納グッズは見直しを。捨てなくていいので、別の場所で使うようにして。
ものを入れる場所を増やさないで!
整えた後、状態がキープできることが大切。収納は月に1回見直して、決めた場所からものがあふれないようにしましょう。
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取材・文/佐藤由香 撮影/福島章公 イラスト/石坂しづか