<この体験記を書いた人>
ペンネーム:めぴ
性別:女
年齢:49
プロフィール:五十肩で右肩が動きません。なるべく笑いに変えたい大阪人。
「スッキリ収納」「綺麗な部屋」「片付けのコツ」...そういう記事を読むのが、私(49歳)は大好きです。
かといって、モデルルームみたいな家にしたいなどという野望はありません。
全ての容器を揃えた生活感のないキッチン! といった写真を見ると、おお美しいとは思いますが、実践する気にはなれないんです。
「全部揃えるには探し回らなきゃ」
「足りなかったらどうするのか」
「好みが変わってしまったら困るよな」
そんなことを考えてしまって、実践しようという気持ちは起きません。
とはいえ、物が多いこと、ごちゃごちゃしているのは嫌いです。
そこで、物を増やさないように気をつけているのですが、整理のつけにくい台所用品の収納は悩みの種でした。
ある日、ガスレンジの上に吊り下げ収納しているトングやお玉などを、何だかあか抜けないというか、イマイチ...と眺めていた私。
その中の二つ、木べらと、間に合わせで百均で買ったお玉を手に取ると、あれ? と思いました。
それまで変に主張していた存在感が引っ込んだような、急にスッキリした感じになったのです。
どうしてかと改めて見直すと、残ったツールはたまたま全部、黒とシルバーのどちらかでした。
もしかして、これがコツかも! と思い、レンジ付近はとにかく色だけを揃えることにしました。
とにかくはっきりした色のものは全部しまいこみ、フライ返しや鍋の蓋など、出しているものは全て「黒」「シルバー」に統一。
すると、百均のものが多いとは思えないような見栄えになったのです。
そこから菜箸や麺棒など木製の物ををまとめて縦置きしたところ、そこそこ統一感が出ました。
この発見にすっかり嬉しくなった私は、引き出しの中も同じように整理する気になりました。
まずはあまり使わないものを奥へ。
手前はケースを買ってきて仕切るつもりでしたが、幅も長さも希望通りというのはなかなか見つかりません。
そこで、真ん中に一つだけ引き出し整理トレーのようなものを置きました。
これでトレイの中とその左右の3つに区切ることができます。
区切り方はやはり色。ピンクのヘラやピーラー、白のキッチンバサミは左。
トレーの中は透明とシルバーと決め、プラスチックの計量スプーンやドレッシング用の小さな泡立て器、薬味用のおろし金などを収めました。
右側はその他ということで、薄いグリーンのスライサーなどが入っています。
汚れ防止に敷いていた紙も綺麗なピンクの画用紙にして、目にも気持ちよくなりました。
さらに調子に乗った私は、流しの上の収納にも手をつけました。
お菓子の型やふるいなど、形や大きさがバラバラの物がごちゃっとしていたからです。
ここも単純に分けよう、と、「丸」「四角」で分類しました。
すると、丸同士、四角同士なら重ねやすく並べやすいことが分かりました。
よくある「用途で分ける」収納というのは、「どっちでも使う」が出てきて困っていたのですが、丸と四角なら、どちらにしまうのか、どちらにあるか、迷うこともありません。
大きめのプラケースに入れて、○と□のマークを書いたラベルを貼り、すぐ片付いてしまいました。
この方法にしてから、物をしまいやすく、見た目もよくなり、満足しています。
うちより物が多い実家も、同じ方法で片付けてみよう、捨てないからやらせてもらえるだろう...そう考えてニヤニヤしている私です。
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