忙しくても、料理が苦手でも、比較的に簡単に作れるのが「スープ」の魅力。そこで、スープ作家の有賀薫さんが、遅い時間でも気軽に作れるレシピをまとめた著書『帰り遅いけどこんなスープなら作れそう』(文響社)から、1週間のシーンに合わせたスープレシピをお届けします。
土曜日とスープと私(コトコト煮込むと幸せがやってくる)
スープで味わう旅行気分!
日本のスープといえば「みそ汁」があるように、世界中の国それぞれにお国自慢のスープがあります。
いつもはお店で食べるような「世界のスープ」を、お家でチャレンジしやすいレシピでご紹介します。
時間があるときには、あえてじっくりコトコト煮込んでみるのも楽しいものです。
家中にだんだんスープのいい匂いが広がっていくのは幸せですよ。
ちょっと珍しいスープでホームパーティーを開いてみたら、友達もびっくりするかもしれません。
シンプルな素材から生まれる、パリのビストロの味
「オニオングラタンスープ」
材料(2人分)
たまねぎ...1個
オリーブオイル...大さじ1
塩...小さじ1/2
こしょう...少々
バゲット薄切り...4枚
とろけるチーズ...適量
作り方
① 皮をむき薄切りにしたたまねぎとオリーブオイルを鍋に入れて中火にかけ、飴色になるまで15分ほど炒める。
② 水300mlと塩、こしょうを加えてあたため、耐熱皿2枚に分けて入れる。
③ ②にバゲット、続いてとろけるチーズをのせてオーブントースターで10~12分、チーズがこんがり色づくまで焼く。
イラスト/伊藤ハムスター 撮影/土居麻紀子
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