忙しくても、料理が苦手でも、比較的に簡単に作れるのが「スープ」の魅力。そこで、スープ作家の有賀薫さんが、遅い時間でも気軽に作れるレシピをまとめた著書『帰り遅いけどこんなスープなら作れそう』(文響社)から、1週間のシーンに合わせたスープレシピをお届けします。
金曜日とスープと私(手帳に書こう、ひとり飲みの予定)
スープでこんなにお酒が飲めるなんて!
「たまには家で誰にも気兼ねなく飲みたいなぁ」、そんなときは「おつまみスープ」を作ってみてはいかがでしょう。
「スープがおつまみになるの?」と意外に思われるかもしれませんが、酒の肴と食事を兼ねるスープは、家飲みのおともにピッタリなのです。
誰かと一緒の家飲みのときにこんなスープをササッと作れたら間違いなくあなたの株が上がるでしょう。
寒い夜、飲みたいときはコレ
「お豆腐おでん」
材料(2人分)
豆腐...1丁(300~350g)...1パック(約200g)
※木綿、絹はお好みでさつま揚げ
かたゆで卵...2個
長ねぎ...1本
だし
Aめんつゆ(3倍濃縮)...大さじ3
A砂糖...大さじ1
△からし
作り方
① さつま揚げを鍋に入れて沸かしたお湯を注ぎ、ざるにあげる。豆腐は二つに切り、長ねぎは斜め薄切りにする。ゆで卵は殻をむく。
② 豆腐を鍋に入れ、さつま揚げ、ゆで卵を脇に入れ、Aと水450mlを加えて中火にかける。
③ 沸騰したら弱火に落とし、10~15分煮る。ねぎを加えさらに5分煮て火を止め、好みでからしを添える。
※できあがってから数時間おくと、豆腐に味がしっかり染みる
イラスト/伊藤ハムスター 撮影/土居麻紀子
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