忙しくても、料理が苦手でも、比較的に簡単に作れるのが「スープ」の魅力。そこで、スープ作家の有賀薫さんが、遅い時間でも気軽に作れるレシピをまとめた著書『帰り遅いけどこんなスープなら作れそう』(文響社)から、1週間のシーンに合わせたスープレシピをお届けします。
水曜日とスープと私(時間上手な人はやっている)
「料理はかくあるべし」から自由になる
料理以外にもやりたいこと、やらなきゃいけないこと、たくさんありますよね。
他の家事や仕事、見たいドラマだって溜まっているかもしれません。
「それでもおいしいものが食べたい!」という人には、電子レンジにかけるだけ、冷蔵庫で冷やすだけ、火を使わない「お助けスープ」がおすすめ。
材料もコンビニや冷蔵庫の残り物に頼ってしまいましょう。
「料理はかくあるべし」から自由になってみませんか。
前日の夜から冷やしておけば明日の自分が大喜び
「なすとみょうがの冷や汁」
材料(2人分)
なす...2本
みょうが...2個
青じそ...5枚
みそ...大さじ2
かつお削りぶし...2パック(約6~10g)
白すりごま...小さじ1
ごはん...適量
作り方
① なすとみょうがは縦半分にしてから薄切りにする。なすは5分ほど水につけてざるにあげ、キッチンペーパーで水気をおさえる。
② ボウルにみそとかつおぶし、白すりごまを入れて練り、水を300ml加え、なすとみょうが、ちぎった青じそを加えて冷蔵庫で最低3時間冷やす。
③ 器にごはんをよそい、②をかけて氷を浮かべる。
※そうめんにかけるのもおすすめ
イラスト/伊藤ハムスター 撮影/土居麻紀子
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