忙しくても、料理が苦手でも、比較的に簡単に作れるのが「スープ」の魅力。そこで、スープ作家の有賀薫さんが、遅い時間でも気軽に作れるレシピをまとめた著書『帰り遅いけどこんなスープなら作れそう』(文響社)から、1週間のシーンに合わせたスープレシピをお届けします。
月曜日とスープと私(疲れたときのスープ頼み)
サッと煮るだけ、おいしくできあがり!
週の始まりって、妙に疲れませんか?
家に帰ってベッドにパタン......ふう。
とはいっても、おなかがすいていたらなかなか眠れませんね。
そんな日でも作りたくなるような、たった10分でできる「時短スープ」のレシピをご紹介します。
火の通りやすい食材を使えば、大鍋でコトコト何時間も煮込まなくたって、まるで魔法のようにおいしいスープができるのです。
帰ってからサッと作れるスープは、忙しい人の強い味方です。
「鮭とコーンのクリームスープ」
材料(2人分)
生鮭切り身...小2切れ(1切れ約70g)
ホールコーン缶...1缶(内容量で100g以上)
牛乳...100nl
バター...大さじ1
小麦粉...大さじ1
塩...小さじ1/2
こしょう...適量
△ディル
作り方
① 鮭の表裏に塩とこしょうをふる。ホールコーンは缶をあけ、汁気を切る。
② 鍋にコーン、小麦粉、水100mlを入れて混ぜ、バターを加えて火にかける。とろっとしたら、さらに水200mlを足して沸騰させる。
③ 鮭の水気をキッチンペーパーでおさえて鍋に加え、8分ほど煮る。牛乳を加えてあたため、塩で味を調える。好みでディルを飾る。
※鮭が大きいときは加熱時間を長めにとってしっかり火を通して
イラスト/伊藤ハムスター 撮影/土居麻紀子
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