「老眼鏡」をおしゃれアイテムに! グラスフィッターが教える「眼鏡選び」のコツ

みなさんは、「老眼鏡」にどのようなイメージを持っていますか?「老けて見える」「おしゃれなものが少ない」など、正直マイナスな印象が強いですよね。だからといって老眼鏡をかけないでいると、肩こりや頭痛になる恐れが。そこで今回は、老眼鏡を"おしゃれ"に楽しめる極意を徹底伝授していきます。

「老眼鏡」をおしゃれアイテムに! グラスフィッターが教える「眼鏡選び」のコツ 190711_rougan_01.jpg


"老眼鏡"は「髪の色」に合わせて選ぶとGOOD!

6月6日放送の「あさイチ」(NHK)には、グラスフィッター・森一生さんが登場。数々の著名人をスタイリングしてきた眼鏡のプロが、自分に合った老眼鏡の選び方を教えてくれました。

森さん曰く、近視用眼鏡よりも老眼鏡の方がおしゃれを楽しめるとのこと。1日中かける近視用眼鏡と違い、用途が限られる老眼鏡は個性的なデザインに挑戦しやすくなります。

まず1つ目のポイントは、老眼鏡の「フレーム」と「髪の色」のバランス。たとえば髪が明るい人の場合、濃い色や黒に近い色、太いフレームの眼鏡はあまりおすすめできません。髪が明るい人に存在感のあるフレームを合わせると、眼鏡が目立ちすぎてしまいます。そのため髪が明るい人は「淡い色」のフレームがベスト。黒髪など髪色が濃い人の場合は、フレームも髪色に合わせて「濃い色」を選びましょう。

さらにフレームの「形」にもいくつかのポイントが。フレームには自分のなりたい雰囲気を演出する力があり、"柔らかい雰囲気"を目指したい人は丸みのある「ボストン」型の眼鏡がおすすめ。逆に恰好良く知的な印象を出したい人は「スクエア」型、エレガントな大人の女性を目指したい場合は目尻の上がった「フォックス」型がぴったりです。

その一方では、絶対にやってほしくないNG行為も。遠くを見たいがためによく老眼鏡をずらしてしまいがちですが、かなり老けた見た目になるので注意が必要です。これにはネット上も、「両方一気に見たいから、自然にずらしちゃうんだよね~」「ラクしようとすると老けて見えるのか... 気をつけよう」「せっかくおしゃれな老眼鏡を選んでも、ずらしたら台無しだね」などの反響が相次いでいました。


老眼鏡選びに役立つ"眼鏡の黄金比率"とは?

森さんが教える眼鏡選びのコツは他にも。以前放送された「助けて! きわめびと」(NHK)では、"老眼鏡で若返り大作戦"と題した企画を特集。番組で紹介された、老眼鏡選びに役立つ"黄金比率"を2つご紹介しましょう。

まず1つ目は、眼鏡をかける「高さ」にポイントが。じつは眼鏡をかける位置は、「黒目をレンズの中心から2mm上げる」と1番綺麗に見えるそうです。レンズの焦点もこの位置に合わせて作られていることが多く、顔もキリっと明るくなるので若々しい印象に。

続いて2つ目のポイントは「レンズの大きさ」。レンズは眼鏡をきちんとかけた状態で、同じフレームの眼鏡が"あごにかけて2つ入るくらいの大きさ"が理想的です。あまりフレームが細すぎると、周りにドぎつい印象を与えてしまうので要注意。眼鏡の上端からあごまでの距離に、眼鏡3個分が置ければジャストサイズです。

今まで老眼鏡に負のイメージを持っていた人は、眼鏡の選び方から見直してみてはいかが?

文/藤江由美


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