使い心地ってどんな感じ?"部分入れ歯"デビューする30代女性の切実な悩み

欠損した歯を補うための方法のひとつ"部分入れ歯"。初めての部分入れ歯は何かと不安がつきもので、先日も「部分入れ歯をしている方に質問です...」というお悩みが注目を集めました。

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「部分入れ歯」利用者のリアルな声

相談を持ちかけたのは30代の女性で、近日中に"部分入れ歯"を入れるそうです。部分入れ歯とはいえ、30代で入れ歯を入れることに抵抗を感じている相談者。同時に不安点もいくつかあるそうで、「部分入れ歯の使い心地ってどんな感じなのでしょうか」「口の中にずっと違和感が残るのか、慣れるものなのか凄く気になります」と心の内を綴っていました。

彼女の悩みに対し、ネット上には様々な意見が殺到。「私も30代で部分入れ歯になりました。その気持ち凄いわかる」「私は悲しいことに20代で部分入れ歯デビュー...」といった共感の声が上がり、"部分入れ歯の使い心地"については「食事の度に物が挟まるので、食べ終わったらすぐに歯をすすいでる」「夫が部分入れ歯を5年くらいしていましたが、違和感はずっととれなかったみたい」「医者から『口臭が気になるかも』と言われたことがある」などのコメントが寄せられています。

使い心地についてはマイナスな声が多いようですが、中には「最初は慣れるのに大変だったけど、今はもうだいぶ慣れたかな」という人も。

一方「1度歯医者さんと相談した方がいいかも」とアドバイスする女性は、奥歯を2本欠損したことで部分入れ歯の選択を迫られたといいます。しかし病院を変えたところ、"ブリッジ"でも治療可能ということが判明。ブリッジとは"欠損歯の代わりとなる人工の歯"と"両隣の歯にかぶせる冠"を一体にして作ったもので、口の中の違和感も部分入れ歯ほど気にならないそうです。

他の人も助言をくれた女性と同じ意見を述べており、「歯医者はピンキリがあると思うのでよく相談するべき」「部分入れ歯にする前に他の歯医者さんにも話を聞いてみては?」といった声が相次いでいました。


歯に違和感を感じたらすぐに対応してる?

もちろん"虫歯"だけが部分入れ歯になった理由とは限りませんが、部分入れ歯利用者の中には「歯の治療を放置したツケで、30代にして入れ歯デビューすることに...」「これから死ぬまで入れ歯とお付き合い。本当に後悔してる」という声も少なくありません。

2018年11月に発表された「歯科医療に関する生活者調査」(「日本歯科医師会」調べ)では、15~79歳の男女10,000人にアンケートを実施。「歯科検診・受診について、気になったらすぐに対応しますか?」と尋ねてみたところ、ギリギリまで対応しない「先延ばし派」が過半数を占める結果に。これは「人間ドックの受診」よりも先延ばし度が高いそうです。

さらに同調査で「歯の健診・治療に対する後悔実態」についても調べてみた結果、全体の4人に3人(75.7%)が「もっと早くから歯の健診や治療をしておけばよかった」と後悔していることが判明。

できることなら入れ歯などに頼らず、一生自分の歯で過ごしていきたいもの。そのためには歯科治療を先延ばしにしないことも、大切なのかもしれませんね。

文/藤江由美


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https://kyodonewsprwire.jp/release/201811070055

 

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