年齢を重ねると気になってくるのが白髪。丁寧にケアできれば良いのですが、段々面倒になってきたという人も多いのではないでしょうか。今回は、いま世間で話題になっている白髪についての話題をご紹介します。
あえて染めないオシャレさが芸能界でブーム?
今年7月放送の「5時に夢中!」(TOKYO MX)で紹介された、"あえて染めないのがオシャレ 芸能界に白髪ブーム"という話題がネット上で注目を集めています。
番組で紹介されたのは、東京スポーツが報じた記事。その記事によると現在芸能人の間では白髪ブームが訪れているそうで、白髪が似合う芸能人として吉川晃司さん、舘ひろしさん、草笛光子さん、中尾ミエさんといった名前が上がっていました。かつては当たり前だった白髪染めをあえてせず、自然なままでいることがオシャレなのだとか。
このブームに視聴者も注目。SNSなどには「自然でいいと思います。下手に染めて、頭頂部だけ白髪は格好悪い」「下手に若作りしてるより、ずっと好感持てるなぁ」「一般の人にもブーム到来して欲しい。もう髪を染めるのうんざりしてます」「白髪も素敵。老けたくはないけど、見た目だけ若くてもやはり歳はとっていく。自然な流れもいいかなぁと思いました」といった声が上がっています。
スタジオにいたマツコ・デラックスさんは、「綺麗な白さを維持するのも、ブリーチとかして大変」「ただ伸ばしたままじゃないのよ」とコメント。また、若林史江さんは「長いと維持が大変だから、白髪の人ってショートカットが多いのかな」と発言していました。
白髪染めは65歳でやめたい人が多い?
花王が今年5月、現在白髪染めを行っている40代~70代の男女500名を対象に「白髪染めに関するアンケート調査」を実施。まず「年をとるにつれてオシャレすることが億劫になったと感じますか?」と質問したところ、「思う」が25%、「どちらかというと思う」が38%という結果に。およそ6割の人がオシャレが億劫になったと感じているようです。
さらに「オシャレが億劫」だと答えた人に「どんなオシャレが億劫だと感じますか?」と聞いたところ、「ヘアカラー・白髪染め」が76%で第1位に。この結果は、第2位の「服装」(48%)におよそ20ポイントの差をつけてぶっちぎりで1位になっています。
続いて「白髪染めをいつかやめる」と答えた約6割の人に、「白髪染めをやめようと思っている年齢」を質問。約60人の回答が寄せられた「65~69歳」が第1位になりました。多くの人の中で、65歳が白髪染めをやめる境界線になっているようす。
それぞれのライフスタイルによって、白髪染めをするか否かを決めるのは自由。自分に合ったオシャレを追及したいものですね。
文/藤江由美