白身魚と根菜・きのこのうまみがひと皿に!「れんこん、ごぼう、きのこのアクアパッツァ」

秋の気配を感じられるようになってきた今日この頃。最近は暑い日々に追いやられて秋を短く感じてしまいがちですが、だからこそ、今のうちにしっかり秋ごはんを堪能しておきたいところ。また、寒い冬が来る前に、夏の暑さで弱った体のケアもしたいですよね。

『3分クッキング』2024年10月号の巻頭特集は、そんな今の時期に重宝しそうな「れんこん・ごぼう・きのこのごはんがすすむ腸活おかず」。数あるレシピの中でも特に気になったのが、食物繊維とたんぱく質が一品でしっかり摂れそうな「れんこん、ごぼう、きのこのアクアパッツァ」。

れんこんやごぼうなどの根菜やきのこ類は、食物繊維が豊富に含まれていて腸活に欠かせない食材です。特にごぼうの食物繊維量は、野菜の中でもトップクラス! また、しめじには代謝や消化吸収を助けるビタミンBの一種「ナイアシン」が、れんこんにはビタミンCをはじめとする様々なビタミンやミネラルが豊富に含まれています。そこで、早速作ってみることにしました。

白身魚と根菜・きのこのうまみがひと皿に!「れんこん、ごぼう、きのこのアクアパッツァ」 れんこん、ごぼう、きのこのアクアパッツァ_画像.JPG

さまざまな具材のうまみがギュッと詰まった一品
れんこん、ごぼう、きのこのアクアパッツァ

材料(2人分)

れんこん......1/3節(70g)
ごぼう1/5本(30g)
しめじ......1パック(100g)
白身魚(鯛、すずきなど)の切り身......2切れ(200g)
(塩少々)
にんにく......1かけ
赤唐辛子......1本
白ワイン......大さじ2
ミニトマト......1/2パック(100g)
塩......小さじ1/3
粗びき黒こしょう......少々
オレガノ(ドライ)......少々
●オリーブ油

作り方
1 ごぼうはタワシでこすってよく洗い、縦半分に切って斜め薄切りにし、水に5分ほどさらして水気をきる。れんこんは皮をむき、薄い半月切りにする。しめじは根元を落として小房に分け、にんにくはつぶす。唐辛子は半分に切り、種を除く。白身魚はペーパータオルで水気をふき、塩をふる。
2 フライパンにオリーブ油大さじ 1 を弱めの中火で熱し、にんにく、唐辛子を香りが立つまで炒める。ごぼう、れんこん、しめじを加え、さっと炒める。
3 ごぼうが透き通ってきたら、白身魚を皮目を下にして入れ、焼き色がつくまで2分ほど焼き、上下を返してさっと焼く。白ワインを加えて煮立て、水1カップを加える。
4 煮立ったら魚に煮汁をまわしかけ、ミニトマトを加えて2分ほど煮る。塩、こしょう、オレガノをふり、オリーブ油大さじ1をまわしかけ、好みでタイムをのせる。

◇◇◇

根菜やきのこの秋を感じる味わい、トマトの程よい酸味、鯛の淡泊ながらもしっかりとした旨みで、体に染み渡る一品に。ふわっと香るハーブやにんにくの風味もたまりません。ご飯やパンのおかずとしてはもちろん、お酒とも相性がよく見た目も華やかで、作り方を覚えておけばいろいろなタイミングで活躍しそうです。この秋は、アクアパッツァを楽しみなら腸活にチャレンジしてみませんか?

調理・文/月乃雫

 

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『3分クッキング』10月号

れんこん、ごぼう、きのこの「ごはんがすすむ腸活おかず」

今号は1冊丸ごと秋野菜号! 第1特集は「れんこん・ごぼう・きのこのごはんがすすむ腸活おかず」。定番の炒めものや煮ものから、れんこんのメンチカツやグラタン、ごぼうのカレー煮、舞茸バーグなどの新感覚おかず、便利な作りおき9種類、れんこん&ごぼう&きのこ全部入りのパエリアまで。どれも旬の味覚をたっぷり食べられるレシピです。食欲の秋、健康な腸を目指しましょう。

大ボリュームの別冊付録は「人気料理家のさつま芋のベストおかず50」。 好評連載「飛田和緒さんのひだめしの素」は「にんじんのマスタードあえ」、大庭英子先生の連載「大人の1皿ひとりごはん」は「塩鮭のクリームパスタ」です。

※この記事は『3分クッキング10月号』からの抜粋です。

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