朝の洗顔が腰にくる! 「洗面台に全体重」「キッチンの流し台で」など、痛みが消える動作

歯をみがく:壁をフル活用して、頭を支える

立っているのもつらいときに!

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イラスト:中村知史(『肩・腰・ひざの痛みが消える日常動作大図鑑』より)

洗面所の片隅などの三角コーナーで歯をみがくと、平らな壁を背にするよりも体を支えやすくてラクです。

ちょうどよいスペースがない場合は、洗面台にお尻をつけてよりかかり、歯ブラシを持っていないほうの手を洗面台や近くの壁につけて体を支えます。頭の位置を落とさないよう意識しましょう。

頭を壁から離さない

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イラスト:中村知史(『肩・腰・ひざの痛みが消える日常動作大図鑑』より)

まっすぐに立つとつらく感じる場合は、かかとを壁から離してみてください。このとき、お尻を壁につける、つけないかは、ラクなほうでOK。

猫背やお腹ぽっこりも改善!

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イラスト:中村知史(『肩・腰・ひざの痛みが消える日常動作大図鑑』より)

日々の習慣にすれば姿勢が改善しお腹も凹みます。疲れ気味ならまっすぐに立つだけでOK! 元気なときは思いっきりお腹を凹ませましょう。

歯みがきタイムを有効に使おう

私も行っていますが、運動を続けられない人におすすめしたいのが、歯みがきタイムを姿勢づくりの時間にあてること。わざわざ運動するよりもずっと続けやすいです。マイペースで、体を壁に押しつけながら歯をみがいていきましょう。

見た目はとても地味ですが、腰痛、肩こり、ひざ痛など、痛みのない若々しい体づくりに間違いなく有効です。

 

植森美緒
健康運動指導士。指導歴35年。ドローインの第一人者。ダイエットに10年間失敗し続け、無理な運動で腰を痛めた経験を持つ。「日常動作を変えれば人生が変わる!」をモットーに、生活の中で無理なく行えるダイエット・健康法を提唱。自らもそれを実践し、腰痛を克服。ウエストサイズ58センチの体型を30年以上維持している。スポーツクラブの社員からフリーランスになり、カルチャースクール、専門学校、整形外科、自治体、健康保険組合、企業、女性誌、テレビなど多彩なステージで活動を重ねている。その場で効果を実感できるセミナーが好評で、直接指導した人数は5万人超。著書に『1日1分で腹が凹む 4万人がラクに結果を出した最高に合理的なダイエットの正解』『生きてるだけで、自然とやせる! やせる日常動作大図鑑』(ダイヤモンド社)など、ベストセラーも多数。

※本記事は植森美緒:著、金岡恒治:監修の書籍『イラストでわかる 肩・腰・ひざの痛みが消える日常動作大図鑑』(ダイヤモンド社)から一部抜粋・編集しました。
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