歯をみがく:壁をフル活用して、頭を支える
立っているのもつらいときに!
イラスト:中村知史(『肩・腰・ひざの痛みが消える日常動作大図鑑』より)
洗面所の片隅などの三角コーナーで歯をみがくと、平らな壁を背にするよりも体を支えやすくてラクです。
ちょうどよいスペースがない場合は、洗面台にお尻をつけてよりかかり、歯ブラシを持っていないほうの手を洗面台や近くの壁につけて体を支えます。頭の位置を落とさないよう意識しましょう。
頭を壁から離さない
イラスト:中村知史(『肩・腰・ひざの痛みが消える日常動作大図鑑』より)
まっすぐに立つとつらく感じる場合は、かかとを壁から離してみてください。このとき、お尻を壁につける、つけないかは、ラクなほうでOK。
猫背やお腹ぽっこりも改善!
イラスト:中村知史(『肩・腰・ひざの痛みが消える日常動作大図鑑』より)
日々の習慣にすれば姿勢が改善しお腹も凹みます。疲れ気味ならまっすぐに立つだけでOK! 元気なときは思いっきりお腹を凹ませましょう。
歯みがきタイムを有効に使おう
私も行っていますが、運動を続けられない人におすすめしたいのが、歯みがきタイムを姿勢づくりの時間にあてること。わざわざ運動するよりもずっと続けやすいです。マイペースで、体を壁に押しつけながら歯をみがいていきましょう。
見た目はとても地味ですが、腰痛、肩こり、ひざ痛など、痛みのない若々しい体づくりに間違いなく有効です。