【解説】
高価で希少なワインを飲んでいることを見せびらかしたり、ワインに関する知識を一方的に披露するマウント。経済的に余裕のある経営者やエリートビジネスパーソンによっておこなわれることが多い。
「ワイン愛好家マウント」を展開する人の一部は、ワイン自体の味ではなく、「高価で希少なワインを並べて飲んでいる自分」という差別化された体験を味わうことに大きな価値を感じている。彼らはワインに関する細かなウンチクを語ることを好み、自身のワイン歴の長さを自慢したり、国際的な認定資格「WSET」を保有していることをさりげなくアピールする傾向がある。
【補足】
ブルゴーニュなどのワイン産地の生産者さんとのつながりを強調することで自身のワイン愛をアピールしたり、フランスやイタリアに旅行した友人に対して
「あそこのワイナリーは行った?」
などとマウント気味に質問するワイン愛好家も一部存在すると言われている。