財布が不要な紙だらけ! 話題の「紙片づけ」で財布をリセット、お金を出す時もたつかない

経費の精算に必要なレシートは別に分けて

翌日以降は、要らない紙の侵入を防ぐとともに、その日、財布に入ってきた紙を全部出します。私は、滅多に行かないお店なら、クーポンやポイントカードをもらわないです。レシートも、家計簿や確定申告で使わないのであれば即捨てます。もし確定申告のために取っておくなら、『人生が変わる 紙片づけ!』のP194の方法でファイルしておくと便利です。

私の財布は三つ折りで、とても小さいです。仕事で使うモノを買う時は、財布のほかにジップロックも持って行き、経費で落とすレシートをもらったら、そのジップロックに入れて、クレジットカードの控えはその場で捨てます。そして家に帰ったら、ジップロックの中身を全部出して夫に渡します(経費の入力は夫の担当)。財布に入れた仕事以外のレシートも全部出し、何を買ったのか、さっと目を通して振り返ったらゴミ箱に捨てます。

とはいえ、実は私も昔はよくやったんです。財布はパンパンなんだけど、レシートだらけで、お金は入っていないということを。「あれ、お金は?」となって、あわあわしてました。

でも、毎日財布をリセットする習慣がつくと、やっぱり次の日の安心感が違います。ちゃんとお金は入っているし、クレジットカードも入っている。だから、失敗はしないという安心感。心のゆとりにもつながりますよ。まずは財布の「紙片づけ」から初めて、家の中の「紙」もこの機会に片づけましょう。

 

石阪 京子

片づけアドバイザー。宅地建物取引士。JADPメンタル心理カウンセラー・上級心理カウンセラー。大阪で夫と不動産会社を起業、夢のマイホームを手に入れても片づかないことで理想の暮らしができないと諦めている多くの人に出会う。自分にできることはないかと女性目線での建築設計、引っ越し後のアフターフォローとして家の片づけを提案。独自メソッド「一度やれば絶対にリバウンドしない」が特徴で、これまで様々な片づけ方法を試したり、プロに頼んではリバウンドを繰り返してきたりした人たちの「最後の駆け込み寺」となり、約1000人が成功。現在は、収納監修、片づけレッスンほか、各地でトークイベントなどを開催し、「書類の片づけ」に特化した回も行う。著書に『一回やれば、一生散らからない「3日片づけ」プログラム これが最後の片づけ!』(ダイヤモンド社)、『一生リバウンドしない! 奇跡の3日片づけ』(講談社)などがある。


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※本記事は石阪京子著の書籍『人生が変わる 紙片づけ!』(ダイヤモンド社)とダイヤモンド・オンラインに掲載の記事から、一部抜粋・編集しました。

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