『人生が変わる 紙片づけ!』 (石阪京子/ダイヤモンド社)第1回【全3回】
金融機関などから届く書類、お店でもらうクーポン券やレシート、子どもが持ち帰るプリント類...。日々の暮らしの中で、「紙」はどんどんたまっていきます。でも「後で確認しよう」「とりあえず取っておこう」と思っているうちに、みるみるスゴい量になっていませんか? 残しておくべき紙はどれなのか、どう整理するべきなのか。片づけアドバイザーの石阪京子さんが『人生が変わる 紙片づけ!』(ダイヤモンド社)にまとめた、「紙の片づけ」の極意やノウハウを活用して、お部屋をすっきりさせましょう!
※本記事は石阪京子著の書籍『人生が変わる 紙片づけ!』(ダイヤモンド社)とダイヤモンド・オンラインに掲載の記事から、一部抜粋・編集しました。
家の中の「紙」は4つに分類する
毎日、家庭には多くの紙が入ってきて溜まっていきます。その紙は、まず4つに分類しましょう。
①すぐに捨てる
②確認して捨てる
③データ化して捨てる
④残してファイリングする
の4つです。
①のすぐに捨てる紙は、興味のないチラシやパンフレットなど。
②は金融機関や自治体からの「お知らせ」のたぐい。中味をチェックする必要はあるけれども、チェックしたら捨ててよいものです。
③のデータ化して捨てるものは「情報」としては取っておきたいけれど紙で残す必要はないもの。データ化に苦手意識がある人も多いですが、本書でも紹介しているように、グーグルキープやエバーノートなどのメモアプリを使えば、すぐにスマホのカメラでデータ化して残せます。また取説などもアプリを使うと便利です。
そして最後の④だけが紙として残しておくべきものですが、ここに入るのはズバリ、「金目の紙」と「使う目的のある紙」だけで大丈夫。控除の紙のように"お金"に変わる紙や、提出物のように、あとでその紙自体が必要になるものです。