日本全国のひきこもりの人数146万人。世代関係なく50人に1人、男女比もほぼ半々【不都合な数字】

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『大人も子どもも知らない不都合な数字』 (チャリツモ/フォレスト出版)第6回【全7回】

数字を使って社会を見ると、意外なことがわかるかも!? 統計をしっかり見ると、じつは自分が思っていたことや当たり前だと感じていたことが、実体とは違っていることもあります。数字はふだん見逃している、さまざまな側面を発見するヒントになるのです。そんな数字とイラストを使って、さまざまな事象を解説する『大人も子どもも知らない不都合な数字』(フォレスト出版)にて、数字の背景を考えながら社会問題に向き合っていきましょう。

※本記事はチャリツモ著の書籍『大人も子どもも知らない不都合な数字』(フォレスト出版)から一部抜粋・編集しました。


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※写真はイメージです(画像提供:ピクスタ)

日本全国のひきこもりの人数146万人

厚生労働省の定義によると、仕事や学校に行かず、かつ家族以外の人との交流をほとんどせず、6カ月以上続けて自宅にひきこもっている状態を「ひきこもり」といいます。

2022年に内閣府が行った調査によると、15~39歳までの若者の2.05%、40~64歳の中高年の2.02%がひきこもりの状態にあることがわかりました。日本全国のひきこもりの総人口は146万人と推計されています。

2019年調査の115万人から30 万人も増えていますが、その最大の理由はコロナ禍です。ひきこもりになった理由をたずねる質問には約5人に1人が「新型コロナウイルス感染症が流行したこと」と回答しています。

 

チャリツモ
これまで遠く感じていた社会問題を、自分ごととしてとらえるきっかけを提供し続けるクリエイター集団。「そうぞうしよう。そうしよう」がキャッチコピー。本書のベースとなっているWEBサイト「チャリツモ」をはじめ、10代の若者が抱える性のモヤモヤにこたえる「セイシル」(運営会社はTENGAヘルスケア)や「日本財団 Instagram」など、WEBメディアを中心にさまざまな媒体の運営に携わっている。

※本記事はチャリツモ著の書籍『大人も子どもも知らない不都合な数字』(フォレスト出版)から一部抜粋・編集しました。

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