国政選挙の投票率、60代は71%、20代は36%。面倒くさいだけじゃない、若者が選挙に行かない納得のワケ

【本作を第1話から読む】子どもの虐待死。もっとも多い年齢が「0歳0か月0日」【不都合な数字】

『大人も子どもも知らない不都合な数字』 (チャリツモ /フォレスト出版)第5回【全7回】

数字を使って社会を見ると、意外なことがわかるかも!? 統計をしっかり見ると、じつは自分が思っていたことや当たり前だと感じていたことが、実体とは違っていることもあります。数字はふだん見逃している、さまざまな側面を発見するヒントになるのです。そんな数字とイラストを使って、さまざまな事象を解説する『大人も子どもも知らない不都合な数字』(フォレスト出版)にて、数字の背景を考えながら社会問題に向き合っていきましょう。

※本記事はチャリツモ著の書籍『大人も子どもも知らない不都合な数字』(フォレスト出版)から一部抜粋・編集しました。


国政選挙の投票率、60代は71%、20代は36%。面倒くさいだけじゃない、若者が選挙に行かない納得のワケ 05_pixta_68464949_M.jpg
※写真はイメージです(画像提供:ピクスタ)

60代の投票率は71%、20代は36%

みなさんは日本の国政選挙の投票率がどれくらいかご存じですか?

2021 年に実施された第49回衆議院議員総選挙の投票率は55.93%、2022年に実施された第26 回参議院議員通常選挙では52.05% でした。

日本では、09年の政権交代が起きた衆院選で69.3%をマークして以来、60%を超えたことはありません。

では、年齢別に投票率を見てみるとどうでしょう?

 

チャリツモ
これまで遠く感じていた社会問題を、自分ごととしてとらえるきっかけを提供し続けるクリエイター集団。「そうぞうしよう。そうしよう」がキャッチコピー。本書のベースとなっているWEBサイト「チャリツモ」をはじめ、10代の若者が抱える性のモヤモヤにこたえる「セイシル」(運営会社はTENGAヘルスケア)や「日本財団 Instagram」など、WEBメディアを中心にさまざまな媒体の運営に携わっている。

※本記事はチャリツモ著の書籍『大人も子どもも知らない不都合な数字』(フォレスト出版)から一部抜粋・編集しました。

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