透明感は「青」で作る! 透明感の正体は「水分」だった/40代からの透明感の作り方

どんな色を選ぶべきか

私のレッスンでは、皆さんに「水分を含んだ色」「みずみずしさを感じられる色」(=透明感のある色)を使って透明感を出す方法をお伝えしています。

私は「透明感のある色」を、自然界に存在する色で、かつ人間が生存しやすい環境、つまりは水がある環境に存在する色と定義しています。

そのような場所にある色を人は、本能的に美しいと感じるようにできています。

「透明感のある色」は何万色と存在しますが、代表的なのが「海の青」と「空の青」です。

青色は、ほとんどが「水分を含んだ色」「みずみずしさを感じられる色」といえます。

また花の色は多様ですが、水を感じるしっとりした環境に存在するものは、青みを含んでいることが多いです。

日本のみならず世界で愛されている桜のようなピンク、鮮やかなローズピンク、マイナスイオンを感じる森のような深いグリーンなど、みずみずしさを感じられる色はたくさんあります。

それぞれ濃淡や明暗は様々です。

大切なのは水分があってみずみずしさを感じられる色であるかどうか。

明るいから透明感のある色、暗いから透明感のない色とは限らないので、要注意です。

わかりやすいように、水分がなく、みずみずしさを感じない場所の色も大まかにお伝えしておきましょう。

それは、乾燥していたり、強い日差しが照りつけたりするような場所の色、年月が経って古くなったものの色、人間が命の危険を感じたり、ちょっと居心地が悪いと感じたりする場所にある色です。

例えば、砂漠の砂やラクダのようなサンドベージュやキャメル、枯れ葉や落ち葉のようなオレンジ、苔のようなモスグリーン、直射日光が照りつける野原のような黄緑などです。

いずれも黄色を多く含んでいるのが特徴です。

こういう色は徹底的に避けましょう。

このように、みずみずしさを感じない色を避け、水分を含んだ色を身につければ、色の同化現象によりみずみずしい透明感を手に入れられます。

メイクでも、ヘアカラーでも、服でも、すべてにおいて透明感のある色を意識することが重要です。

年齢を重ねると、くすみなど元の肌の色に黄色と黒が増えてくるので、間違ってもそれを強調する色を身につけてはいけません。

徹底して透明感のある色を身につけることが、何よりあなたをキレイに見せるということを覚えておきましょう。

 

吉村直子

イメージコンサルタント。ドイツ出身。早稲田大学を卒業後、大手広告代理店でマーケティング、営業に携わる中で、印象のつくり方を研究するようになる。顧客を品と華のある際立った存在に変身させる「グロリアス・スタイル」を主宰。2021年にこれまでのノウハウを生かし、ミセス・インターナショナル&ミズ・ファビュラス日本大会に出場。最も人数が多く激戦区と言われた40代部門でグランプリを受賞する。

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40代からの透明感の作り方

吉村直子あさ出版

いつものメイクをしても、長年お気に入りだった服を着ても、何かが違う。疲れていないのに「疲れてる?」と聞かれる。40歳前後に感じるこんな違和感の原因は、年齢とともに徐々に失われていく、「透明感」にあります。「青色」を使って透明感=みずみずしさを引き出し、女性が今より若く、キレイになる方法を紹介します。

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※この記事は『40代からの透明感の作り方』(吉村直子/あさ出版)からの抜粋です。

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