さつま芋入り「おさつ酢豚」で、夏に受けた肌ダメージをおいしく回復!

少しずつ気温も落ち着いて、食欲も戻ってくるこの季節。過ごしやすい今だからこそ、冬に向けて夏のダメージを回復させておきたいところです。特に肌への影響はとても気になりますよね。『3分クッキング』10月号の大特集は、「じゃが芋・長芋・里芋・さつま芋の秋おかず」。炭水化物としてのイメージが強い芋類ですが、実はビタミンCも豊富に含まれています。これは心強い特集......!

この中でも気になったのが、さつま芋を使ったちょっと変わった酢豚「おさつ酢豚」。芋類に含まれるビタミンCは、でんぷん質に守られているため加熱に強いという特徴も。甘くておいしいさつま芋を食べてダメージ修復できるなら、そんな嬉しいことはないですよね! そこで、早速作ってみることにしました。

さつま芋入り「おさつ酢豚」で、夏に受けた肌ダメージをおいしく回復! おさつ酢豚_画像.JPG

甘みのあるさつま芋がよくなじむ
『おさつ酢豚』

材料(2人分)
さつま芋..................(小)1本(200g)
豚肉(切り落とし)......150g
 (酒、しょうゆ、おろししょうが各小さじ1 片栗粉大さじ3)
玉ねぎ.....................1/4個(50g)
ピーマン..................1個
生椎茸.....................2枚
あん
・砂糖、しょうゆ...各大さじ1と1/2
・酢.....................大さじ1
・水.....................1/2カップ
・片栗粉...............大さじ1
●油

作り方
1 豚肉は食べやすく切り、酒、しょうゆ、しょうがをからめて10分おく。さつま芋は皮ごと一口大の乱切りにし、水にさっと通して水気をきり、耐熱容器に入れてふんわりとラップをし、電子レンジ(600W)に2分かける。ピーマンは縦半分に切ってヘタと種を除き、乱切りにする。玉ねぎは3cm幅のくし形に切って横半分に切る。椎茸は石づきを除いて4つ割にする。あんの材料は混ぜる。

2 豚肉に片栗粉をまぶす。フライパンに油大さじ5~6を熱し、さつま芋の水気をふいて入れ、4~5分表面をカリッと揚げ焼にしてとり出す。続けて豚肉を2~3cm大にまとめて入れ、表面がカリッとし、火が通るまで2~3分揚げ焼にしてとり出す。

3 フライパンをきれいにして油大さじ1/2を熱し、玉ねぎ、ピーマン、椎茸の順に入れて炒める。玉ねぎが透き通り、ピーマンが色鮮やかになったら、あんを再度混ぜてまわし入れ、とろみがついたら2を加え手早く炒め合わせる。

◇ ◇ ◇

とろっとした甘酢に揚げた豚肉のガツンとくるボリューム、そのこってり感を和らげてくれる野菜たち...。そこに加わるさつま芋のほくほく感&優しい甘さが絶妙です! さつま芋を事前に素揚げしているため、表面がカリッとしているのもポイント高め。また、さつま芋には水溶性食物繊維と不溶性食物繊維がどちらも含まれており、この2つが腸内環境もしっかりと整えてくれます。

さつま芋をプラスするだけですが、程よく主張してくるさつま芋が、食べ慣れた酢豚を一気に新鮮なメニューへと早変わりさせてくれます。さつま芋が旬の今のうちに、積極的に日々の献立に取り入れていきたいですね。

調理・文/月乃雫

 
3分クッキング8月号(NTV版)表紙データ_w200px.jpg

『3分クッキング』10月号

ごはんがすすむ!じゃが芋、長芋、里芋、さつま芋の「秋おかず」

おいしい時季を迎えた芋のおかずの大特集。オイスターソースで変化をつけた肉じゃが、人気のガレット&ドフィノア、長芋の肉巻き、里芋入りハンバーグなど、ごはんに合う煮もの、炒めもの、揚げものをご提案します。ポテトサラダや大学芋といった副菜や、秋らしいさつま芋のごはんも。4種類の芋ごとに、新定番になりそうなレシピをたっぷりお届けします。

好評連載「飛田和緒さんのひだめしの素」は「じゃが芋のオイル蒸し」、「Mizukiのやみつき旬おやつ」は「チーズかぼちゃもち」です。

※この記事は『3分クッキング10月号』からの抜粋です。

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