東日本大震災から10年。改めて防災について考えてみた方も多いのではないでしょうか。でもなにから始めればいい? 万が一に備えるべきものは? 家でやるべき備えは? そんな疑問を、災害レスキューナースの辻直美さんに教えていただきました!
●防災リュック(3日分)
グッズ合計6,930円(税込/水・リュック別)総重量 約12kg(リュック別)
●水は必ず備蓄を!
脱水症状等を起こさないためにも、水は最低でも1人1日2Lが必要です。
100均で買えるグッズおすすめ品
家にあるものも利用し、少しずつ買いためて。
A.防寒対策
① 使い捨てカイロ
避難所は夏でも冷えることがあるので、体温の維持に。
② アルミ製防寒シート
アルミ製で軽量、コンパクト。風を通さず、体温を逃さない。
*2つ用意しておけば、全身を包むことができます
③ レインコート・レインパンツ
防寒着としても使用可。
B.食材
④ レトルトカレー
温めずに食べられるものが便利。
⑤ カップスープやみそ汁
スープの素は、調味料としても使えて便利。
⑥ 飴
塩分、糖分の補給に。
⑦ おやつ
空腹感を紛らわせる固く、かみごたえのあるものがおすすめ。
*かむことで、ストレス発散!
⑧ カトラリー
おはし、フォーク、スプーンは必需品。辻さんによると、避難所では手に入りにくいことも。
⑨ 缶詰
緊急避難時の食料となる優等生。魚系、肉系を交ぜて用意を。
C.万能アイテム
⑩ タオル
マフラーやクッションにもなる。
⑪ 手ぬぐい
タオル同様、防寒対策にも利用可。三角巾や包帯の代用にも。
⑫ レジャーシート
人ひとりが寝られるサイズが便利。折り重ねて敷くと防寒対策にも。
⑬ 食品用ラップ
皿に敷いて汚れを防いだり、包帯代わりにと、様々にアレンジが利く。
⑭ アルミホイル
料理に使う他、くしゃくしゃにして手首や首に巻くと、防寒対策に。
⑮ 携帯用クッション
体育館などを利用する避難所は、床が固く冷たい場合が多い。快適に過ごすためにあると便利。
*軽量かつコンパクト!
⑯ エアまくら
高さを変えられ、使いやすい。
⑰ ペットシーツ
おむつ代わりにしたり、氷のうや水まくらのように使うこともできる。
コツをつかんで体の負担を軽減!
防災リュックの背負い方
1.ひざ立ちになり、リュックの肩ひもの片方の根元をしっかりと持ちます。
2.ひざ立ちのまま、背負います。リュックはできるだけ高い位置に。
3.肩ひもと調整ひもを共に引っ張りながら、斜め前に向かい立ち上がります。
4.リュックが背中の高い位置にしっかりのっているか、確認しましょう。
5.姿勢良く立ったときに、リュックの上辺が肩と同じ位置にあればOKです。
45~50リットルサイズのリュックがおすすめ。写真のリュックは縦50cm×横40cm×幅20cm。
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