防災リュックを作る
家にあるものを役立てて、災害に備える
家にある日用品も、使い方によっては防災グッズに早変わり。非常時に備え、防災リュックの中に入れておきましょう。
●手回し式充電ラジオ
停電しても使えるラジオで情報収集を
非常時は停電が起こりやすいもの。情報をしっかり集めて対策を立てるためにも、手で回すことで充電できるラジオを用意しておきましょう。USBケーブルをつなぐと、携帯電話が充電できるタイプがおすすめです。
●新聞紙
朝刊を3部!
防寒対策の他、災害用トイレにも使える万能アイテム
ラップでくるんで食器にしたり、紙靴を作ってスリッパにしたり、おなかに巻いて腹巻にしたり。火をおこす際にも使える新聞紙は、緊急時の神アイテムです。
ゴミ袋を便器にかぶせ、細かく裂いた新聞紙を入れれば簡易トイレに!
おなかまわりに巻けば、風よけ&保温対策になります
●時短食料
短時間で調理できるものを常備
緊急時はガスなどライフラインが滞るため、お湯を沸かすのも一苦労。水で戻すことができるアルファ化米や、短時間で調理ができるパスタなど、手間暇をかけずに食べられる食料の準備を忘れずに。
茹で時間が短いから燃料の節約になります
●ペットボトルのキャップ
画びょうやキリで穴を開けておくだけ!
ペットボトルを使って手や食器を洗う際、飲み口からそのまま水を出してしまうとドバドバ出てきてムダになってしまいます。あらかじめ穴を開けたキャップを用意しておけば、簡単シャワーが完成。節水効果が高く、使いやすいペットボトルシャワーになります。
●風呂敷
100cm×100cm以上の大判風呂敷は万能アイテム
いざ、というときに荷物をサッとまとめて移動できるだけでなく、避難所での仕切りや敷物、頭巾、マスク、授乳時のケープなど様々なことに使える風呂敷。大きめで頑丈な布でできたものを1枚、防災リュックに入れておきましょう。
見落としがちです! 衣類の用意も忘れずに!!
衣類も3日分を想定して用意しておきます。辻さんのおすすめは、羽織るもの1枚、トップス3枚、ズボン2本、ブラトップ3枚、靴下3足、ショーツ1枚(おりものシートを利用する前提)、ストール1枚。厚手のコートなどは避難の際に邪魔になることがあるので、おすすめできません。防災リュック内に入れたゴミ袋やアルミシート、レインコートなどを利用して暖をとるようにしましょう。
100均の衣類圧縮袋を利用すれば...
こんなにコンパクトに!
詳しい記事はこちら:家にあるものを「防災グッズ」に。ペットボトルのキャップに穴をあけると...?
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