ムサシの国の電波塔は世界一!東京スカイツリー完成/2012(平成24)【平成ピックアップ】

いよいよ「平成」が終わりを迎えます。ニッポンが駆け抜けてきたこの30年間、何が起こり、何が変わったのか......。「とらえどころのない時代」と言われがちな「平成」とは一体何だったのか、この機会にわかりやすいイラスト図解とともに振り返ってみましょう。

※この記事は『雑学ニッポン「出来事」図鑑』(KADOKAWA)からの抜粋です。

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東京スカイツリー®完成【2012(平成24)】

全長634メートルの世界一高い自立式電波塔
東京に新しい電波塔となる「東京スカイツリー」が誕生。高さ634メートルの、この東京スカイツリーは、年々増加する超高層ビルの影響を受けずに電波を安定して送信するという大きな役割を担うため、建設されました。

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 ムサシの国の電波塔は世界一!東京スカイツリー完成/2012(平成24)【平成ピックアップ】 i-269.jpg

[2003年12月]
計画開始
「在京6社新タワー推進プロジェクト」が発足。
 ↓
[2006年3月]
建設予定地決定
墨田・台東エリアが新タワー建設地として最終決定。
 ↓
[2008年6月]
名称決定
2007年10月26日 ~ 11月25日の一般公募期間を経て、新タワーのネーミングが「東京スカイツリー」に決定。
 ↓
[7月]
着工
 ↓
[2012年2月29日]
竣工
 ↓
[2012年5月22日]
東京スカイツリー開業

 
●計画当初は、「新タワー」「新東京タワー」などと呼ばれていた。後に一般公募から「東京EDOタワー」「東京スカイツリー」「みらいタワー」「ゆめみやぐら」「ライジングイーストタワー」「ライジングタワー」の6つが候補として残った。

 

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ケン・サイトー

イラストレーター。宮城県仙台市生まれ。大学卒業後、ゲームデザインの会社を経て、2006年よりイラストレーターとして独立。おもに書籍や雑誌の挿し絵などを手がけている。

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『雑学ニッポン「出来事」図鑑』

(ケン・サイトー/KADOKAWA)

「平成時代の終わり」が迫るいまこそ、昭和から平成までを振り返る時。政治、社会、学術からエンタメ、スポーツ、流行りモノまで、大人として知っておきたい重大な事件や出来事を、分かりやすいイラスト図解でまとめました。取り上げるのはずばり戦後の昭和から平成までの100大事件。「あの時」一体何が起こったのか、楽しみながら解明できる一冊です。

 

この記事は書籍『雑学ニッポン「出来事」図鑑』からの抜粋です

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