60平米の賃貸マンションで、共働きをしながら4人の子どもを育てるベリーさん。ブログにつづったワーキングマザーの暮らしのワンシーンに、家事をラクにするたくさんの工夫があると話題になっています。今回は、そんなベリーさん初の著書『シンプル丁寧に暮らす』(すばる舎)から、すぐに真似できる「暮らしをラクにするコツ」を一部抜粋してお届けします。
洗剤は多く持たない。過炭酸ナトリウムが万能
洗剤のストックを少なくするコツは、場所別や用途別の洗剤を持たないことです。
わが家でよく使うものは3つ。
いろいろな場所や用途で使える、過炭酸ナトリウム、パストリーゼ、塩素系漂白剤です。
過炭酸ナトリウムは、毎日の洗濯に使っています。
漂白もしてくれますし、換気扇やガステーブル周りの油汚れの掃除にも便利に使えます。
これだけで、洗濯専用の洗剤や漂白剤、油汚れ専用洗剤が不要になりました。
キッチン周りの掃除には、アルコール除菌剤のパストリーゼを使います。
食品添加物としても認められているものなので、キッチンで使っても安心。
パストリーゼをシュシュッとスプレーして、ウエスやキッチンペーパーで拭き上げれば、汚れも落ちてピカピカです。
排水口周りの掃除には、塩素系漂白剤を。
スプレーの泡タイプのものを使っていて、希釈せずに使えるところが手軽です。
それぞれの洗剤は、詰め替え用を購入しています。
パストリーゼは5リットルのもの。
消費期限を気にせず使えることをメーカーに確認したうえで、大容量のものを買いました。
大容量の詰め替えだと、詰め替えした容器を捨てる回数が減って嬉しいです。
また、子供たちは自分の上履きを歯磨き粉で洗います。
ドラッグストアで100円もしないような、安価なものを選んでいます。
研磨剤のおかげか汚れがよく落ちますし、洗った後は歯磨き粉のさわやかな香りもついていい感じです。
左から、塩素系漂白剤、アルコール除菌剤のパストリーゼ、過炭酸ナトリウムをボトルに詰めたもの。ボトルはダイソー。200円(+税)のものです
歯に使えるなら、ものにも使えないはずはない。問題なくしっかり汚れが落とせます。手にもやさしい。
撮影/林ひろし
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